赤ちゃんがだんだんと成長してくるとおむつ替えに手間がかかるようになってきます。
新生児から使用してきたテープ型のおむつは、赤ちゃんが寝そべった状態で替えることが前提となっているので、おむつ替えの最中も立ち上がったり、足をばたばた動かしたり、寝返りをうつようになってくると、替えにくくなるのは当然のことなのです。
そんな中、赤ちゃんの動きを妨げず、はかせるだけでおむつ替えが完了するパンツタイプはとっても便利。
しかし一言でパンツタイプがよい、便利だと言っても、どの商品を使用したらよいのか、そもそもパンツタイプに切り替えるのはいつなのか?などなど、疑問は尽きませんよね。
今回はこの、パンツタイプのおむつに着目し、素朴な疑問やおすすめ商品についてもまとめていきたいと思います。
パンツタイプのおむつとは
新生児から使用しているテープタイプのおむつは、赤ちゃんのお尻の下に敷いて股に巻き付け、テープでとめて固定するものです。
パンツタイプははかせやすく足まわりが良く伸びるようになっているため、しっかりフィットして赤ちゃんの動きを妨げにくくなっています。
使い方
おむつにはおしっこに反応して現れるおむつ替えサインがついているものが多いです。
このサインをチェックして、おむつ替えをしましょう。
一般的に、おむつの処理用のテープがついているのが後ろ側ですが、使用する前にチェックしてみてくださいね。
汚れたパンツは引き下ろして脱がせるか、サイドのミシン目を切り開いて脱がして下さい。
汚れてしまったお尻や股はかぶれ防止のためにもしっかり綺麗にしてあげましょう。
寝かせてはかせるときは、おむつの脚ぐりから手を入れて、足を通してあげましょう。
ウェスト部分をしっかりとお腹まで引き上げて、整えてあげたら出来上がりです。
立たせてはかせる場合は、足を片方ずつ入れてパンツを引き上げて下さいね。
横から漏れてこないように、寝かせてはかせても、立たせてはかせても、脚周りのギャザーもチェックを忘れないようにして下さい。
パンツタイプおむつへ切り替えのタイミングとは
テープタイプのおむつは体つきがしっかりしておらず、寝返りを始めるくらいまでは便利に感じるでしょう。
おむつ替えの最中に大きく動かれることがないからです。
しかし、赤ちゃんは日々成長していますし、まだまだ話ができる状態ではありません。
「おむつ替えるからじっとしてて~!!」とお願いしても、聞いてはくれませんよね。
パンツタイプのおむつはパンツのようにはかせるだけでおむつ替えが終了するので、手間を感じるのはお尻を拭くときだけになりますね。
パンツタイプのおむつに切り替える時期は、厳密には決められていません。
なので、赤ちゃんが動き出し始めてからおむつ替えが困難に感じたその時が切り替え時期。
早いご家庭では寝返り時期に切り替えることもありますし、逆にテープおむつ中心で使用するご家庭もあるそうです。
一般的にはたっちやハイハイくらいの時期に使用を始めるケースが多いようなので、目安にしてみてください。
パンツタイプおむつのメリットとデメリット
メリット
脱がせやすくはかせやすい!
じっとしていない赤ちゃんを寝かせておむつを装着させるより、つかまり立ちさせてさっと足を入れるだけで終了するところがパンツタイプの一番のメリットです。
パパやママは焦らずに済み、赤ちゃんもじっとする時間が短くなるので結果的におむつ替え自体が楽になります。
うんちの処理がしやすい
離乳食が始まってうんちの形が変わってきたとき、パンツタイプはとっても便利。
パンツタイプのおむつのサイドにはミシン目が入っているので、おむつ替えの時はそのミシン目にそって切り離してしまいましょう。
足を抜く必要がないので、固形のうんちを中におさめたまま処理することができますよ。
フィット感抜群で動きやすい
動き始めた赤ちゃんのために作られたパンツのおむつはウェスト周りや足回りのフィット感が良く動きやすく作られています。
デメリット
フィット感が良い分蒸れやすい
動き回る赤ちゃんのために作られているからこそ、一般的に動かない時期のテープタイプよりパンツタイプの方が蒸れやすくなってしまいます。
おむつ全面、またはお腹周りに通気性を持たせた商品は比較的蒸れにくいようです。
単価が高い
パンパースの「はじめての肌へのいちばん」をYahoo!ショッピングの同一店舗でパンツタイプとテープタイプのSサイズで比較してみましょう。
テープタイプSサイズは60枚入りで現在1,425円。
一方パンツタイプは54枚入りで現在1,408円。
1枚あたりの価格はテープが約24円、パンツでは約26円となるので、パンツの方が割高となります。
しかし、パンツタイプに切り替える頃には何度もおむつ替えをする必要がなくなることも多いです。
1日に使う枚数がテープタイプより少ないのなら、大きなデメリットではないかもしれませんね。
パンツタイプおむつについての豆知識・選び方
出典:Yahoo!ショッピング
サイズがゆるい、またはきつい
サイズアップしたタイミングでよく聞かれるお悩みです。
同じサイズ表記でも、メーカーによっておむつのサイズはちがうもの。
口コミではパンパースはちょっと小さめでしっかりした作り、メリーズはギャザーが多く大きめのゆったりとした作りになっているとのご意見が多いです。
使用していたメーカーのサイズ感が気になる時は、おむつのブランドやメーカーを変えてみるのもおすすめですよ。
テープと違い調節できないので、身体に合ったおむつを使用してあげて下さいね。
おむつの肌触りもメーカー・ブランドごとに千差万別
赤ちゃんのデリケートなお肌に直接触れるおむつ。
できればお肌に優しいものの方が良いと考えるのは当たり前ですよね。
一般的にパンツタイプのおむつは肌触りよりも機能性を重視しているメーカーが多いです。
オーガニックコットンを使用していたり、できるだけ厚みがあるものの方が肌に当たる部分が優しくお肌もかぶれにくくなるでしょう。
しかしそういったふっくらとしたおむつはお出かけ時にかさばってしまったり、赤ちゃんの服の下でごわついて動きにくくなってしまうことも…。
その時々、臨機応変で薄型と厚みのあるものとで使い分けてあげるのも一つの手ではないでしょうか。
おむつの快適さもチェック
おむつの吸水力、吸水後の肌触りにも注目してあげて下さい。
また、おむつの通気性がよければさらにお肌がかぶれにくくなります。
ただし、トイレトレーニング中の場合あまりにも快適すぎるとおしっこで濡れた感覚がなく、トイレの練習がしにくくなってしまうので注意してください。
パンツタイプおむつ おすすめ5商品
メリーズ さらさらエアスルー
出典:Yahoo!ショッピング
ふんわり優しいウェストのフィットギャザーは柔らかいのにずれおちません。
しっかりとしていっぱい伸びるので、ぽっちゃりめの赤ちゃんでも安心して使用できますよ。
蒸れやすい内部はふわぽこエアリーメッシュで蒸れません。
肌に当たる部分が凸凹しているため、空気が通り抜け蒸れにくくなっています。
ウェストのギャザーも空気トンネルの役目を果たすため、蒸し暑い時期にもおすすめのおむつといえます。
- 独自のふわぽこエアリーメッシュで通気性ばつぐん
- ウエストは2.5倍にのび〜るらくらくフィットギャザー
パンパース 肌へのいちばん
出典:Yahoo!ショッピング
新技術により、あのパンパースがさらなるリニューアル。
羽毛のようにふわふわ柔らかな手触りはパンパース史上最高。
赤ちゃんの繊細なお肌を優しくつつみます。
あまりに柔らかすぎるとふわふわすぎてかさばってしまいがちなのですが、こちらの商品は独自の技術により薄くしなやか。
やわらかのびのびベルトでどんな動きにもフィットして、おしっこもうんちも漏らしません。
3つのマジック吸収体で分散し、おしっこを即吸収。いつでもおしりをさらさらに保ちます。
通気性抜群のシートでさらに蒸れを防いで赤ちゃんも快適です。
- パンパース史上最高のやわらかさ
- やわらかのびのびベルトで快適フィット
グーン まっさらさら通気
出典:Yahoo!ショッピング
エリエールのグーンは日本初メッシュタイプのスピード吸収シートで蒸れを素早く追い出すことで赤くなりにくくなりました。
さらに全面通気性シート採用でかぶれにくいお肌に。
あまり通気性が良すぎると気になるのが臭いですが、グーンには消臭機能付きなので安心です。
ふんわり柔らかな素材でグーンと伸ばしてはかせやすいのも特徴のひとつ。
また、グーンにはLサイズより大きなサイズが2つもあるので、どんなビッグベビーでもOKです。
- 日本初メッシュタイプのスピード通気シート
【S】グーン パンツまっさらさら通気 Sサイズ62枚/ グーン パンツ おむつ・オムツ (毎)
ナチュラルムーニー
出典:Yahoo!ショッピング
表面にオーガニックコットンを使用したお肌に優しいおむつです。
お肌のことを考えて、直接肌に触れる部分は無添加の弱酸性が使われ、さらに3種の天然無添加オイル配合でさらにかぶれにくくなりました。
特に肌が弱い、おむつの触り心地が気になるお子さんにおすすめですよ。
- 「無添加」&「弱酸性」仕様のシート採用
- ゆるうんちポケット搭載
マミーポコ
出典:Yahoo!ショッピング
ミッキーマウスのパッケージから、ドラえもんにリニューアルされたことで話題を呼んだマミーポコ。
マミーポコのパンツはMサイズからのサイズ展開となっています。
最大12時間吸収ジェル採用でおしっこを繰り返し吸収、さらにず~っとモレ安心シェイプでおへそまで引きあがり、お出かけ時や夜間、量や回数の多いお子さんでも安心です。
特許技術の「サポートギャザー」を搭載した「しっかリフィット構造」で身体にしっかりフィットして漏らしません。
やわらかウェストシートでお腹周りに優しくフィット。
やわらか全面通気性シートでおむつのなかもしっかり通気、蒸らさず気持ちよく使用することができるでしょう。
- ドラえもんデザイン新登場
- 最大12時間吸収ジェルが繰り返し吸収
【L】マミーポコ パンツ L(9kg〜14kg)1パック(44枚入)ドラえもん ユニ・チャーム
まとめ
ねんねの時期、寝かせたまま装着させていたテープタイプのおむつ。
おとなしく作業ができること前提のおむつなので、赤ちゃんが動き出してじっとしていられなくなってくるとはかせにくく感じることが多くなります。
おむつ替えに困難さを感じるようになったら、パンツタイプのおむつに切り替えてあげましょう。
パンツタイプのおむつは足を通してはかせるだけでOKの簡単装着が最大の魅力。
中でうんちをしてしまっても、横のミシン目にそって切って開くことができるので、処理も簡単です。
ただし、動きやすくフィット感が良いため、蒸れてしまいやすくなります。
肌が弱いお子さんは通気性のよいものや、肌ざわりが優しいオーガニックコットンを使用したものを使ってみるのもよいでしょう。
おむつにはたくさんのメーカーがあり、ブランドごとに細かいサイズや特徴が違います。
色々試して、赤ちゃんにとって心地いいものを選んであげて下さいね。
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