ヒップシートという抱っこひもがあります。
ウェストポーチのように腰に装着出来る台座の上に、赤ちゃんを乗せて抱っこするというシンプルな構造の抱っこひもです。
例えばヒップシートに興味があり楽天市場で検索をかけると、結果の上位にあがりやすく一番目につくのはPOLBAN(ポルバン)のヒップシートではないでしょうか。
ここではそのポルバンのヒップシートについて、ポルバンのおすすめの商品や関連商品をご紹介していきたいと思います。
POLBAN(ポルバン)とは
POLBAN(ポルバン)とは、1934年創業のラッキー工業株式会社が販売しているヒップシートです。
創業当初は樋口商店といいベビー用品全般を扱っていましたが、間もなく抱っこひも専門メーカーとなったそうです。
スリングを始めとする海外の抱っこひもが日本でも流行し購入出来るようになり、これらの変化を日本向けに上手く取り入れた抱っこひもを多く取り扱っています。
ポルバンはこのラッキー工業株式会社が展開しているバディバディ(buddy buddy)というブランドの「ヒップキャリー」という商品をリニューアルして作られた商品です。
2019年3月現在、ポルバンには本体のみの購入が出来る旧型とショルダーひもが付属した新型(HIPSEAT)の2種類があります。
POLBAN(ポルバン)のヒップシートについてのあれこれ
安心の日本メーカー
ラッキー工業株式会社は自社工場で製品を作っている日本のメーカーです。
海外から入ってきて、まだまだ流行したてのヒップシートは海外のメーカーが多いようです。
折角購入しても説明書が英語で読めないなんてこともあるのだとか。
海外のヒップシートもおすすめではありますが、読めない説明書や外国製に抵抗のある人もいるでしょう。
日本メーカーが作った日本のヒップシートであるポルバンの方が安心できるかもしれませんね。
ポルバンのヒップシートの特徴
ポルバンのヒップシートは腰に装着し、台座の上に赤ちゃんを乗せて支えるだけのお手軽な抱っこひもです。
ポルバンには肩ひもを装着出来るので、ヒップシートを使用してみたいけど両手が塞がることに抵抗がある人でも気軽に試すことが出来ますね。
腰のベルトが太く安定性もあり、座面には滑り止めがついています。
ポルバンのヒップシートには現在新型と旧型がありますが、それらの違いや特徴については次を参考にして下さい。
旧型と新型?
出典:楽天
前述した通り、ポルバンにはヒップシート本体と追加のショルダーパーツを個別に購入出来る旧型(P7220)と、使いやすく進化した新型(P7293 HIPSEAT)とがあります。
違いとしては、新型の方が抱っこしているパパやママのお腹に当るベルト部分が痛くなりにくいように改善されていたり、台座に滑り止めや出っ張りがついてホールド力がアップしたこと、収納袋などが付属したこと、台座下の収納部分にダブルショルダーが入るようになったことなどがあげられます。
その中でも一番大きな違いは、これまで追加購入だったダブルショルダーが新型は標準装備となり、値段が上がったことでしょう。
結局どちらを選んだら良いの?
出典:楽天
ベルトのクッションが改善されているので、痩せ型体型であれば新型の方が使いやすいでしょう。
子どもの月齢が低い場合は問題ないのですが、ダブルショルダーを使用する時子どもの身長が伸びて座高が高くなってくるとママの視界が遮られてしまいます。
子どもの身長が高い場合は旧型、シングルショルダーを使用した方が良さそうです。
新型はダブルショルダーが標準装備なので、月齢によっては折角高価なものを買ったのに本体のみしか使用出来なかった・・・なんてこともありえます。
また、ベビーキャリーを既に持っていて、純粋にヒップシートが欲しい場合は本体だけの購入が出来る旧型の方がおすすめです。
結局は予算とパパやママの使いやすさ次第ではありますが、子どもの月齢と身長によっても新旧どちらか選ぶ必要がありそうですね。
POLBAN(ポルバン)ヒップシートのおすすめ商品
POLBAN(ポルバン) ヒップシート ウエストポーチタイプ P7220
出典:楽天
ポルバンの旧型ヒップシートといえばこちらの商品です。
本体のみの価格となり、必要に応じてショルダーひもを買い足していきましょう。
子どもの成長に合わせ、対面抱っこ、前向き抱っこ、腰抱っこが出来ますが、ショルダー紐がない場合はいずれも赤ちゃんの腰が座った7ヶ月頃から使用可能となります。
ちょっとした荷物くらいならヒップシートに収納出来るので「ちょっとそこまで」程度ならヒップシートひとつでお出かけ出来そうです。
POLBAN(ポルバン) ヒップシート ウエストポーチタイプ P7220 仕様
- サイズ・ウエスト:62~105cm
- 素材・表地:綿 100% (デニムブラック/綿80%・ポリエステル20%、リップストップブラック/ナイロン100%)
- 素材・メッシュ:ポリエステル 100%
- 素材・テープ:ポリエステル100%
- 重量:約450g(リップストップブラック/約340g)
- 使用可能期間:赤ちゃんの腰がすわった頃(7ヶ月頃)~36ヶ月くらいまで
- シングルショルダー使用時6ヶ月~3歳、ダブルショルダー使用時3ヶ月〜2歳
ベビーザらスには、限定カラーのデニムネイビーもあります。
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シングルショルダー
出典:楽天
旧型のポルバンと組み合わせて使用するショルダーひもです。
非常にコンパクトなので本体に取り付けたままフロントポケットに収納することが出来ます。
ヒップシートで抱っこした赤ちゃんが眠ってしまっても、赤ちゃんを下ろす事なくショルダーひもを取り出せます。
また、こちらの商品は店舗によっては本体とセットでも販売されています。
シングルショルダー 仕様
- 重量 約150g(リップストップブラック/約120g)
- 使用月齢:腰がすわってから(7ヵ月頃)~36ヵ月(体重約15kg)まで
ダブルショルダー
出典:楽天
こちらも旧型のポルバンと組み合わせて使うショルダーひもです。
クッション性のあるふっくらとした肩ひもを両肩でしっかり支えます。
肩のズレを防止するフィットバックルがあるため、片側だけで支えるシングルショルダーより長時間の抱っこがしやすい構造となっています。
ダブルショルダーは2本の肩ひもがある分多少かさばるので、残念ながら本体に収納出来ないようです。
ダブルショルダーも、店舗により本体とセットで販売されています。
ダブルショルダー 仕様
- 重量:約350g(リップストップブラック/約320g)
- 使用月齢:首がすわってから(4ヵ月頃)~24ヵ月(体重約13kg)まで
新型 POLBAN HIPSEAT(ポルバンヒップシート)【本体+ダブルショルダーセット】
出典:楽天
こちらはポルバンのヒップシートをさらに進化させた新型のヒップシートです。
ダブルショルダーが標準装備となり、本体の中に収納出来るようになりました。
装着した時腰やお腹に当って痛いところに厚みが増したことで、痛みが軽減されました。
座面にも滑り止めだけでなくずり落ち防止クッションが増えたことで、さらに抱っこが安定・固定しやすくなりました。
残念ながら本体のみの購入は出来なくなりましたが、新型もかなり良いと人気を集めているようです。
新型 POLBAN HIPSEAT(ポルバンヒップシート) 仕様
- サイズ・ウエスト:62~105cm
- 重量・本体/約475g、ダブルショルダー/約363g
- 使用可能期間:首がすわってから(4ヵ月頃)~36ヵ月(体重約15kg)まで
- 4ヶ月頃からの使用にはダブルショルダーを使用しての対面抱っこに使用すること
- 腰が座ってからの7ヶ月頃からは、ショルダひもなしの本体のみで使用することが出来ます
POLBAN(ポルバン)のヒップシートはどこで買える?
ポルバンのヒップシートは各インターネット通販の取り扱い店で購入することが出来ます。
楽天市場ではラッキー工業株式会社の公式ショップがあります。
自由が丘には直営店もあり、実際に試着できたりスタッフに相談することも出来るので、迷っているのなら一度訪れてみるのもいいかもしれませんね。
公式サイトでは抱っこひもの1週間無料レンタルも行っています。
もちろんポルバンもラインナップに含まれていますよ。
まとめ
POLBAN(ポルバン)は日本生まれのヒップシートです。
海外製のヒップシートが主流の中、日本メーカーの製品であるという点に魅力を感じる人もいるかもしれません。
旧型と新型の2種類のヒップシートがあり、どちらも抱っこする人と赤ちゃんの負担になりにくい作りとなっています。
旧型はヒップシート本体のみの購入が可能。
必要に応じてショルダーひもを追加購入するので、全体的にリーズナブルな価格です。
また、赤ちゃんの座高が高くなってくるとダブルショルダーではママの視界を遮ってしまうことがあります。
この旧型はシングルひもも使用可能なので、赤ちゃんが大きくなっても安心です。
新型にはダブルひもが標準装備となり、本体に収納出来るようになりました。
お腹や腰に当って痛いベルト部分にも改良が加わり、かなり痛みが軽減されます。
座面にも滑り止めの他ずり落ち防止クッションがついた為、さらに安全に抱っこすることができます。
新旧どちらにもはっきりとしたメリット・デメリットがあり、どちらか選ぶ時参考にしやすいところはポルバンの長所とも言えそうです。
とっても便利なポルバンのヒップシートを、是非一度試してみて下さいね。
ポルバン以外のピップシートのおすすめは?
こちらの記事で、ヒップシートの使い方とおすすめのブランドを書いています。
アイキャッチ画像 出典:楽天