赤ちゃんのおしりふきは各ベビー用品メーカーやおむつのメーカーなど、たくさんの会社からたくさんの種類が出ているので、どれを購入したらよいのか迷ってしまいますよね。
使用しているおむつと同じメーカーでそろえて使っている人もいるかと思いますが、赤ちゃんに優しい素材で肌に合ったものがあるのなら使用しているメーカーを変えたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
今回はそんなおしりふきについてのあれこれと、おすすめ商品についてご紹介したいと思います。
おしりふきとは
おしりふきはおむつを交換した時、汚れてしまったり、蒸れてしまったお尻周りをきれいにするために使用するウェットティッシュの一種です。
おしりふきに含まれる主な成分は各メーカーによって細かな違いがありますが、基本的に水を主成分としています。
カビや細菌などの繁殖を抑える防腐剤やお肌を守る保湿剤なども含まれ、厚生労働省が定める化粧品基準に適合した、皮膚に対して安全なものが使われています。
しかし、特に刺激に弱い肌の場合、赤ちゃんのデリケートな肌の為に作られた刺激の少ないおしりふきでも赤くはれてしまったり、かぶれてしまうこともあります。
もしも異常を感じたら使用を中止し、必要に応じて医師へ相談するようにしましょう。
おしりふきとウェットティッシュの違い
おしりふきとよく似た商品が「ウェットティッシュ」です。
おしりふきはウェットティッシュより赤ちゃんの肌への影響を考慮した成分が使われ、より厳しい検査基準をクリアして作られています。
ウェットティッシュの代用としてや、お尻以外の体や口周りを拭くのにもおしりふきを利用することは可能です。
しかしお尻周りに使うという心理的な問題で、お尻以外に使用をためらう人も多くいるようです。
また、似たような素材であるならアルコール入りのウェットティッシュをおしりふきの代用にできるのかと考える人もいると思います。
赤ちゃんのデリケートなお肌はちょっとの刺激でかぶれてしまうこともあります。
おしりふきを切らせてしまった時の代用であるなら、アルコールを含むウェットティッシュよりもガーゼや脱脂綿などを水で湿らせて拭きとった方が安心ですよ。
おしりふきの種類
①厚手タイプ
しっかりとして破れにくいのが魅力です。
1枚でお尻周りをスッキリ綺麗にしてくれるので、おむつ替えに慣れないママに特におすすめです。
汚れが拭き取りやすいエンボス加工が施されている商品もあります。
厚手シートのデメリットは1枚の厚さ故にパックに入っている量が少なめなこと。
1枚当たりの価格が高くなるので、あまり汚れていない時などはなんだかもったいない気がしてしまうかもしれませんね。
②薄手タイプ
1パックにたくさん入っているため、何よりもそのコストパフォーマンスの高さが魅力。
一度に使用する枚数を汚れの程度などに合わせて調節できる点も便利です。
ただし薄手故に1枚だけ取り出したい時も2、3枚一緒に取り出してしまうことがあるのが少々不便です。
③トイレに流せるタイプ
お尻の汚れを拭きとってそのまま流して処理できるおしりふきです。
おむつ処理の時うんちと一緒にトイレで流してしまえたり、外出先で使用済みのおしりふきまで持ち歩きたくない時にも便利ですよ。
ただし、水に流せる分耐久性がやや低く、拭いている間に破れてしまうことも…。
ごしごし拭かずに優しく使用してくださいね。
あかちゃんのおしりふき おすすめ商品5選
カークランドシグネチャー おしりふき (100枚×9パック)
出典:楽天
コストコのプライベートブランド「カークランドシグネチャー」のおしりふきは大判で分厚く、使いやすさナンバーワンと多くのママの支持を集めています。
サイズは18×20㎝。一般的なおしりふきの大体1.5倍サイズです。
1枚当たりの価格は上がってしまう傾向にありますが、その分厚みがあり破れにくく大きいため1枚で汚れをきっちり拭き取り、畳んで裏面まで使用することができます。
また、1個ずつプラスチックの蓋が付属しているのも嬉しいポイント。
専用ケースを用意する必要もありませんし、100円ショップなどで購入できる別売りの貼って剥がせる蓋などの準備もいりません。
カークランドシグネチャー おしりふき (100枚×9パック) 仕様
- 容量:100枚×9箱入り(900枚)
- シート寸法:18cm×20cm
- 成分:水、フェノキシエタノール、デシルグルコシド、グルタミン酸ジ酢酸4Na、安息香酸Na、クエン酸Na、クエン酸、炭酸水素Na、グリセリン、キュウリ果実エキス、トウキンセンカ花エキス、カンゾウ根エキス、カミツレ花エキス、アロエベラ葉エキス
パンパース 肌へのいちばん おしりふき袋入り (56枚×12個パック)
出典:楽天
厚手でふんわりした感触が赤ちゃんのデリケートなお肌にも優しく、1枚でしっかり汚れを拭き取ります。
肌へのやさしさを考えられたパンパースのおしりふきは、お肌と同じ弱酸性シートで作られ、パラペン・香料・アルコール・フェノキシエタノールの4つの成分がフリー、無添加となっています。
口コミ評価ではおしりふきそのものの保湿力が高いことが評価されており、おしりふきウォーマーに入れても最後の1枚のシートまでしっとり使い切ることができるとのことです。
パンパース 肌へのいちばん おしりふき袋入り (56枚×12個パック) 仕様
- 容量:56枚×12パック(672枚)
- シート寸法:16.5cm×15.1cm
- 成分:水、クエン酸、PEG-40水添ヒマシ油、クエン酸Na、カプリル酸ソルビタン、安息香酸Na、EDTA-2Na、ビス(PEG/PPG-16/16)PEG/PPG-16/16ジメチコン、キサンタンガム、ペンタデカラクトン、DPG、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
水99.9 肌にやさしい ふんわり おしりふき(80枚×48個)
出典:楽天
「赤ちゃんのデリケートなお肌に余分なものはいらない」という信念のもと開発された、日本初の特許を取得した水99.9%ウェットシート製法で作られたおしりふきです。
成分の99.9%までが純水という、限りなく水に近いおしりふきであり、特にかぶれやすい赤ちゃんのお肌の為に、薬品の刺激をできる限り抑えて作られました。
刺激性テスト、抗菌性テスト済みで、パラベン・PG・アルコール・香料も含まれていません。
水99.9 肌にやさしい ふんわり おしりふき(80枚×48個) 仕様
- 容量:80枚×48個(3840枚)
- シート寸法:18cm×15cm
- 成分:水、ベンザルコニウムクリド、BG、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
グーン 肌にやさしいおしりふき つめかえ用(70枚入×3コパック×12コセット)
出典:楽天
ふわふわ波型の凸凹シートがこびりついてしまった汚れもしっかりキャッチ。
たっぷり含んだ水分がお肌に優しく、軽い力でするりと落とします。
純水99%使用でパラベン無配合、ノンアルコール。
おしりふきだけでなく、手や体を拭くのにも使用できますよ。
グーン 肌にやさしいおしりふき つめかえ用(70枚入×3コパック×12コセット) 仕様
- 容量:70枚入×3コパック×12コセット(2520枚)
- シート寸法:18.5×13㎝
- 成分:水、PG、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、安息香酸Na、フェノキシエタノール、ベンザルコニウムクロリド、クエン酸、クエン酸Na、EDTA-2Na
ムーニー おしりふき トイレに流せる 本体(50枚入)
出典:楽天
極細繊維をふんわりと織り上げ、肌に優しくやわらかく仕上げました。
拭きとってそのままトイレに流して処分できるという衛生面での手軽さはトイレトレーニング中にも便利ですよ。
アルコール・香料・パラベンフリーです。
水中でバラバラにほぐれますが、トイレのつまりを防ぐため1~2枚ずつ「大」の水量で流してください。
ムーニー おしりふき トイレに流せる 本体(50枚入) 仕様
- 容量:50枚
- シート寸法:13.5×19.5cm
- 成分:水、PG、安息香酸、ポリアミノプロピルビグアニド、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、ベンザルコニウムクロリド、EDTA-2Na
ユニ・チャーム/ムーニー おしりふき トイレに流せる 本体 50枚
中身がなくなったら便利な詰め替え用もあります。
薄手や厚手のおしりふきに比べると、こちらの商品は1パックあたりの枚数が少なさがどうしても目立ちます。
詰め替え用のお得パックを購入してストックしておくと安心ですよ。
ユニ・チャーム ムーニーおしりふきトイレに流せるタイプ 詰替 50枚×8
まとめ
おしりふきはおむつ替えの時に汚れてしまったお尻まわりをすっきり拭き取るウェットティッシュです。
主成分は水で、保湿剤や防腐剤などが含まれ、一般的なウェットティッシュよりも赤ちゃんのデリケートなお肌に影響なく使用できるよう、厳しい検査を受けて販売されています。
タイプは厚手のものと薄手のもの、トイレに流せる水に溶けるタイプもあります。
厚手のものは肌触りが良く1枚でしっかり拭き取ることができますが、その分1枚あたりの単価が高くなりがちです。
コスパが一番よいのが薄手のタイプです。
一度に数枚使え、状況に合わせ枚数を調整できることが魅力。
ただし取り出す時に必要以上の量を引き出してしまうことがあります。
トイレに流せるタイプはその名の通り、汚れたところを拭き取ったらそのままトイレに流せます。
トイレトレーニング前後に特に便利ですよ。
うんちがかたくなってきたらうんちと一緒に使用済みのおしりふきも流してしまいましょう。
流す時は1、2枚ずつトイレがつまらないように、「大」で流してください。
赤ちゃんの肌に配慮され、水を主成分として作られていても、ちょっとした刺激でかぶれてしまうことがありますので、異常が見られたときは使用を中止し、状況に応じて医師に相談しましょう。
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