新生児時期からしばらくの間利用することになる、紙おむつ。
紙おむつにはテープタイプとパンツタイプがあり、成長に合わせて使い分けることになります。
今回はこの紙おむつの中でもテープタイプのものに注目し、お悩みやメリット・デメリットなどをご紹介しつつ有名メーカーのテープ式おむつを5つご紹介していきたいと思います。
テープ式おむつとは
テープ式おむつとは、寝かせた赤ちゃんのお尻の下に敷き腰回りに巻き付け付属のテープでとめて使用するタイプの紙おむつのことを言います。
紙おむつには他にはパンツタイプがあり、赤ちゃんの体型や成長に合わせ使い分けたり、サイズ・タイプを変更していくことになります。
テープ式おむつを使用する期間は特に決められていません。
使用開始は生まれたての新生児からです。
メーカーにより細かい使い心地や触り心地が違い、合わないものを使っているとかぶれてしまうこともあるので、気になるようなら色々試してみるのもおすすめですよ。
テープ式のおむつの使い方
母親(両親)学級や住んでいる地域の講習会、産院などで教えてもらうことが多いおむつの使い方ですが、ここでもう一度確認しておきましょう。
仰向けに寝転んだ赤ちゃんのお尻の下に広げた紙おむつを置きます。
おむつの内側にギャザーがある場合はしっかり立ててから、赤ちゃんの股に当てましょう。
おむつのテープでしっかりと留め、出来上がりです。
お尻を当てる位置はおむつの中央を意識してあげると良いです。
新しいおむつに取り換えるときは事前に広げてギャザーを立てて準備しておきます。
新しいおむつをお尻の下に敷き、汚れたおむつを開いて取り除いて下さい。
お尻拭きで綺麗に拭いてあげてから、新しいおむつに取りかえてあげて下さい。
テープ式おむつ サイズ変更のタイミング
生まれたての新生児なら、迷うことなく新生児用のおむつを購入するでしょう。
しかしそのあと、サイズ変更のタイミングに迷ってしまう新米ママさんもいらっしゃるのではないですか?
おむつのパッケージには各社目安となる月齢や年齢が記入してあるので参考にしてみてください。
一般的に新生児用は生まれたて~1か月くらい、Sサイズは生後1~3か月くらい、Mサイズは3~15か月、Lサイズは12~36か月くらいが目安です。
しかし、赤ちゃんの身長や体重、体型には個人差があり、成長度合いも違います。
なのでこの目安通りにならないことも普通にあることなんですよ。
愛用していたおむつのサイズをアップさせたら大きすぎる、なんてことも十分にあります。
そんな時は思い切っておむつのメーカーを変えてしまうのもおすすめ。
ママの口コミにもよくありますが、パンパースは比較的に小さめでしっかりと作られている印象。
逆にゆったりとしていてギャザーが良く伸びると言われているのがメリーズです。
テープ式おむつのメリットとデメリット
では次に、テープ式おむつのメリットとデメリットを挙げてみたいと思います。
メリット
パンツタイプより単価が安い
パンパースの「はじめての肌へのいちばん」をYahoo!ショッピングの同一店舗でパンツタイプとテープタイプのSサイズで比較してみますと、その差がはっきりとわかります。
テープタイプSサイズは60枚入りで現在1,425円。
一方パンツタイプは54枚入りで現在1,408円。
値段にするとそれほど大きな差はなく、17円分パンツタイプの方が安く感じますが、1枚あたりの価格はテープが23.75円、パンツでは約26円となりますので、毎日使用することを考えるとテープタイプの方がコスパが良いと言えるでしょう。
節約のために、夜間などのタイミングによってパンツとテープを使い分けている人もいるそうです。
おむつ替えの時周りを汚しにくい
おむつ替えの時は新しいおむつをお尻の下に敷いて、寝かせたまま行います。
なのでお尻の下におむつ替えシートを敷く必要なく、周囲を汚しにくくなります。
デメリット
以下のデメリットを感じ、おむつ替えが難しく感じるようになってきたときは、いよいよパンツタイプデビューの時期かもしれません。
デメリットも覚えておくとよいでしょう。
装着しにくくなってくる
赤ちゃんを寝かせた状態で替えるのが前提のテープ式おむつは、赤ちゃんがじっとしていないと装着しにくくなってきます。
正しく装着しないと漏れてしまう
テープの固定は自由度が高い分それぞれの体型に合わせて装着することができますが、反面正しい位置で固定しないと背中などが開いてそこから汚れが漏れ出してしまうこともあります。
テープ式おむつについてのお悩みアドバイス
テープ式のおむつが大きく感じるとき
パンツ型に比べ、テープを固定する位置を変えることである程度のサイズ調整ができるのがテープ式のおむつの最大のメリットです。
脚をM字にしておむつをしっかり脚まわりにフィットさせるのがポイント。
テープをきつめに留め、位置も下めにすると脚まわりを細くすることができます。
おむつの上部を外側に折り曲げて使うと長さがありすぎるときにも対応できますよ。
また、毎回おむつ替えのたびに赤ちゃんの身体にギャザーの跡がついているようなら、サイズアップやテープのとめる位置を見直してあげて下さいね。
お腹と太ももを両方フィットさせるには?
お腹にあわせると太ももがきつい場合は、背中側を長めに当てて、テープを上の方でとめましょう。
お腹に合わせると太ももがゆるい時は、おなか側に長く当て、テープを下の方でとめましょう。
背中が開いてしまうときは?
抱っこしたり、座らせたときにおむつの背中側が開いてしまうことはありませんか?
そんな時はテープを斜め下に向けて、軽く引っ張るように貼って固定してあげると背中が開きにくくなりますよ。
テープ式おむつ おすすめ5選
メリーズ さらさらエアスルー Sサイズ82枚
出典:Yahoo!ショッピング
3層エアスルー設計でつけたてのさらさら感が続きます。
直接肌の触れる1層目の面は肌に優しい「ふわぽこエアリーメッシュ」。
凸凹面で蒸らさずスッキリとした履き心地となります。
2層目の吸収層にも空気の通り道が。おしっこはしっかり吸収するのに蒸れは逃がします。
3層目の外側の層は全面通気性シート。
蒸れを追い出しため込まないのに、シート表面の凸凹がゆるいうんちも広げにくくし、背中と脚周りのギャザーでしっかりブロックして漏らしません。
メリーズ さらさらエアスルー Sサイズ82枚 仕様
- 適応体重:4~8kg
- 何度でも貼りなおせる、何度でもテープ
パンパース はじめての肌へのいちばん Sサイズ76枚
出典:Yahoo!ショッピング
10年以上も病産院に選ばれナンバーワンのおむつと言えばやはりパンパース。
そんなパンパースが最新技術でさらに生まれ変わりました。
こちらの「はじめての肌へのいちばん」はパンパース史上一番肌に優しいとされています。
独自開発の3D穴あきメッシュシートでゆるいうんちも残さず吸収。
三つに分かれた吸収体で分散して即吸収する、羽毛のようにやわらかな紙おむつです。
パンパース はじめての肌へのいちばん Sサイズ76枚 仕様
- 適応体重:4~8kg
- 2倍のびる のびのびストレッチ(伸ばす前との比較)
グーン まっさらさら通気 Sサイズ84枚
出典:Yahoo!ショッピング
全面通気性バックシートの採用とメッシュタイプのスピード通気シートが最大の特徴。
おむつ内にこもった蒸れをさっと追い出しお肌をさらさらに保ちます。
おしっこしたあとも「まっさらさらシート」の吸収スポットでグングン引き込んでさらさら感が継続。
足回りギャザーと表面シートのくぼみが、ゆるいうんちもせき止めるので漏れにくい作りとなっています。
おむつの内側も外側もふんわりとした柔らかな素材で作られています。
グーン まっさらさら通気 Sサイズ84枚 仕様
- 適応体重:4~8kg
- 全面通気性バックシート採用
ムーニー エアフィット Sサイズ84枚
出典:Yahoo!ショッピング
赤ちゃんの複雑でまるい体に合わせた「新・ま〜るくフィット形状」で漏れにくい。
ふんわりと優しく赤ちゃんを包み込むムーニーエアフィットは98%ものママから「使ってよかった」と評価を受けている紙おむつです。
赤ちゃんの股間部分に不要な空間を作らないことでぴったりとフィットさせます。
特許技術取得の「フィットアップライン」搭載で、はじめてのママでも装着しやすいところもおすすめポイント。
ムーニー エアフィット Sサイズ84枚 仕様
- 適応体重:4~8kg
- 特許技術取得の「フィットアップライン」搭載
ネピアホワイト テープSサイズ 3時間タイプ 66枚
出典:Yahoo!ショッピング
赤ちゃん用のおむつにはあまり見ない、キルティング加工が最大の特徴。
キルト部分の溝がおしっこを素早く引き込んで吸収体全体に拡散することでたっぷりしっかり吸収します。
また、このキルト部分は溝にそって空気が通り抜けるため通気性もよく、お尻を蒸らさず快適に保ち、キルトの伸縮性は赤ちゃんの丸いお尻にもしっかりフィット。
こまめに変えたい3時間用、夜間に便利な12時間用がありますよ。
ネピアホワイト テープSサイズ 3時間タイプ 66枚 仕様
- 適応体重:4~8kg
- 「キルティングテクノロジー」で驚きの吸収性・通気性・抜群のフィット性
より詳細に知りたい方はこちらもチェック。
色々試したい人にはこんなものもおすすめ
赤ちゃんのお肌に直接触れるものだからこそ、きちんと選びたい…そんなご家庭もあると思います。
でもおむつは1パック数十枚入っているのが普通で、毎日使うものとはいえいくつも買っては無駄になってしまうでしょう。
でも赤ちゃんにとって一番いいものを使いたい…そんな時便利な商品がこちらです。
紙おむつアソート おむつ お試し(メリーズ・ムーニー・パンパース・グーンなど7種類 )
出典:Yahoo!ショッピング
新生児用とSサイズの2サイズから選び、テープ式おむつを試すことができるアソートセットです。
パンパース、メリーズなど大手の人気商品を一通り試すことができます。
7種×2枚、計14枚入りで約2日分。
ママが直接手に触れて、赤ちゃんが実際に使ってみてとしっかり確かめることができますよ。
新生児用からのサイズアップのタイミングや、お祝いにもおすすめ。
もちろん、赤ちゃんのデリケートなお肌に直接触れるおむつは1つ1つ包装し清潔な状態を保てるようにしてあります。
作業中は必ず手袋を着用、商品には直接手で触れることなく衛生には十分気を配られているのでご安心を。
紙おむつアソート おむつ お試し(メリーズ・ムーニー・パンパース・グーンなど7種類 ) 仕様
- メリーズ さらさらエアスルー テープタイプ
- ナチュラルムーニー オーガニックコットンおむつ テープタイプ
- ムーニー エアフィット テープタイプ
- パンパース さらさらケア テープタイプ
- パンパース はじめての肌へのいちばん テープタイプ
- グーン(GOO.N) はじめての肌着 テープタイプ
- グーン(GOO.N) はじめての肌着 マシュマロ仕立て テープタイプ
- 7種×2枚、計14枚入り
まとめ
新生児期からしばらくの間使用するテープ式おむつ。
使用する期間は特に定められておらず、おむつを替えるパパやママが「はかせにくいな」と感じるまではテープ式ですごしても構いません。
サイズ変更のタイミングは漏れてしまったり、おむつ替えのたびに赤ちゃんの身体にギャザーのあとがつくようになったら考えてみてください。
また、テープを貼る位置やおむつをあてる位置を替えるだけで改善するケースもあるので色々と試してみてくださいね。
テープ式のおむつは1枚当たりの単価が安い、ウェストをテープでとめるのでどんな赤ちゃんの体型でも調節しやすいのが利点ですが、足を良く動かすようになると寝かせておむつを当てるのが困難になったり、ずれてしまうこともあります。
その点パンツは開いて履かせるだけなので楽です。
布のパンツの練習にもなりますので、テープ式に不便さを感じるようになった時点がパンツタイプへの替え時、とも言えるでしょう。
テープタイプのおむつにもさまざまな種類があり、触り心地やギャザーの位置やつくりなどが違い、同じ表記でもサイズ感が変わります。
使い心地だけでなく、特定のメーカーではサイズが合わなくなったタイミングでおむつのブランドを変えてみるのもおすすめですよ。
Yahoo!ショッピングには各社のおむつをそろえたお試しセットも販売していますので、是非試してみてくださいね。
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