ベビーサインという言葉聞いたことがあるママさんは多いと思います。
ベビーサインというのは、まだおしゃべりが上手にできない赤ちゃんとのコミュニケーション手段なんです。
簡単な手話やジェスチャーを使って会話する育児法です。
アメリカで、このベビーサインは始まりました。
今では保育園で取り入れている保育園もありますし、児童館や地域センターのイベントとしてもされていたりします。
よくショッピングセンターなどで、イベントで体験会をしているのを見かけた方も多いと思います。
だんだんとベビーサインも有名になってきて、体験会や教室に通うママさんも多くなってきています。
ベビーサイン
いつ頃からはじめるの?
ベビーサインは、いつ頃からはじめるのでしょう?
これはそれぞれ赤ちゃんの発達に個人差があるので、赤ちゃんによって始める時期はそれぞれだと思います。
でも大体、生後半年から1歳半ぐらいが、ベビーサインを教えるのに適切な時期と言われています。
お座りができて、指差しができるようになってから始めるのが適切な時期です。
しかし、寝んねの時期でも赤ちゃんが大人に興味を示し、真似っこをするようになってくると、ママやパパや先生がするサインを真似っこするようになります。
真似っこするようになってきた時が、教えるのに適切な時期とも言えます。
なんでも真似っこをして、赤ちゃんは様々なことを覚えていくのです。
どうしてベビーサインでコミュニケーションがとれるの?
赤ちゃんにとってお話をするということは、とっても難しいことなのです。
言葉を話すようになるには、口の周りの筋肉の発達もすごく重要になってきます。
発音をして発生するまでには、こういった筋肉もしっかり発達しないと上手に発生できないのです。
しかし、手は出産したての頃から動かしやすい部分です。
手を使用しての単語単語を伝えるコミュニケーションを、ベビーサインは取ることができるのです。
ベビーサイン教室での教え方
今ではベビーサインの教室は多くあります。
地域センターでしていたり、児童館にもチラシが置いてあったりします。
0歳台で人気の赤ちゃんの習い事は、リトミック、ベビースイミング、ベビーサインと需要もすごく多いのです。
その為、ベビーサインを教えている教室というのも多くあります。
ベビーサインの教室は、少人数で1クラスという感じで行われています。
大体同じ年代の赤ちゃんが多いと思うので、そこで赤ちゃんもママも、いろんな方とコミュニケーションが取れますね。
みんなと関わって、他の赤ちゃんがしていることを真似してみたりするので、教室に通うことで赤ちゃんも覚えが早くなります。
教室では先生が、パネルのようなものを出してくれて、そこに書いてあるイラストをベビーサインで表現してくれます。
大きな絵本だったり、ぬいぐるみだったり、手遊びを交えたりしながら教えてくれるので、赤ちゃんも楽しく時間を過ごすことができます。
また、みんなでやっていると、時間があっという間に過ぎていきます。
そこで学んだ事を、家でママやパパが赤ちゃんに対して使うようになると、赤ちゃんもサインで表現するようになります。
ベビーサインでよく出るサイン
ベビーサインで、赤ちゃんがよく覚えるサインは、「おっぱい」「おいしい」「ミルク」など、日常的なものがよくでるようです。
この「おっぱい」「おいしい」「ミルク」ということを、サインでも伝えてくれるだけでママは助かりますよね。
「今、おっぱいがのみたいんだな」とか「おいしいんだな」ということがサインからわかるようになります。
赤ちゃんも必要とするサインを、一番初めに覚えるんですね。
先輩ママの体験談
かなこ 34歳 東京都
1人目の子供が3ヶ月頃に無料体験で行きました。 ベビーサインがどういうものか知らずに行ったのですが、昔からある美味しいと言いながらほっぺを指差したりするのもベビーサインになると聞いて、あ、なるほどーって納得しました。 未だ喋れない赤ちゃんとのコミュニケーションがしやすくなると言われ、いくつか覚えて帰り帰宅後何度か、数日試しましたが私の方が面倒くさくなってしまいやらなくなってしまいました。 言葉が話せなくても、毎日一緒にいると少しずつ分かるようになるし、早くにイヤイヤ気が来ればベビーサインなんてやってくれませんから。 ママが楽しんで出来るなら良いと思いますが、ベビーサインは絶対やった方がいい!とは思いませんでした。
まちょ 49歳 神奈川県
息子が1歳くらいのときに講習に参加しました。高齢育児だったので、こどもとのコミュニケーションがうまく取れれば育児疲れも少なくてすむかもという理由からです。 また男の子はとかく言葉での表現が苦手で、自分も言いたいことが言えずにストレスになる、と聞き、周りとうまくコミュニケーションがとれるこどもになって欲しいという願いもありました。 講習では、フラッシュカード付きの本を買い、20種類くらいの手話のようなサインがありましたが、自分もそんなに覚えられないので、よく使いそうな生活行動にまつわるものを5種類ほど取り入れました。息子は「もっと」のサインを覚え、よく使いました。 サインをしていたのはほんの短い間でしたが、息子は現在小学校高学年ですが、男子にしてはよくしゃべり、状況に適した言葉を使って説明するのがわりと上手い方ではないかと思います。
よしとも 38歳 埼玉県 ベビーサインで覚えたおしまい
子どもが2歳になる少し前にベビーサイン教室に通いました。2歳に近づいてくると少しずつ言葉でコミュニケーションが取れるようになっていきますが、周りと比べると、遅かったようです。全部で3回のコースでしたので、何か1つでも覚えたいと思っていました。先生はいろいろ教えてくれますが、何1つ覚える気のない息子でした。ですが、「おしまい」を教えてもらったとたんにおしまいのサインがツボにはまったみたいで、笑いながらそればかりを繰り返すように。おしまいってけっこう使えて、便利でした。ごはんおしまいとか教えてくれるようになり、コミュニケーションが取れるようになりました。おしまいのベビーサインは私たち親子の宝物となりました。
えみりえ 37歳 愛知県 言葉が遅いと感じていた娘のために
娘があまり言葉を発しないことが気になり、10ヶ月から1歳半位まで教室に通いました。ベビーサインは朝起きた時、ご飯を食べる時、公園へ行く時、一日の生活の中で自然に取り入れることができます。娘からサインが返ってくることは稀でしたが、悩みだった娘への声かけが楽しくなりました。「ベビーサインに触れた子どもは将来絶対おしゃべりになる」という先生の言葉通り、現在小学生の娘はとてもおしゃべりになりました。
マキチョ 32歳 東京都
生後半年に市が開催してるベビーサインの教室へ参加したのをきっかけに、月1で通っています。 お話ができない赤ちゃんは伝えたい気持ちがあり、親はわかってあげたい気持ちがあり、サインを覚えることで気持ちが通じ会う事ができました。 最初は「おいしい」のサインから覚え、「食べる」、「飲む」、「もっともっと」。 これだけでもだいぶ気持ちがわかります。 遊んでいたら「もっともっと」のサイン。 そうか、この子はこの遊びが好きなんだなーと。 遊んでたと思ったら「飲む」のサイン。 そうか、喉がかわいたかー。お茶をどうぞ! 子供の気持ちが少しずつわかるようになって、育児も蚊なり楽しくなってきました。 今は「おいしい」のサインと一緒に「おいちー」と言ってくれる姿もかわいいです。 サインは自分で作っても良いと教えてもらったので、独自のサインを作って親子で楽しむのも有りだなーと実感しています。
あーちゃん 35歳 岐阜県 役に立ったベビーサイン
娘がお座りができるようになったころに、数回産婦人科で行われていたベビーサイン教室に参加しました。 教えてもらったサインを家で繰り返しやってみましたが、覚えたのは「おっぱい」のみでした(笑)。 でも、まだ喋れない時期に、おっぱいが飲みたいと手でサインすることができたので、授乳がスムーズでした。 ただ、おっぱい大好きな娘だったので、飲んだばかりでもすぐサインを出すことが多々あり、大変でもありました。
まりえ 40歳 大阪府
近くの子育て支援センターでやっている公開講座で、ベビーサインの講習会をやっていて、興味があったので参加しました。 1歳の娘が、周りに赤ちゃんがいっぱいいて、みんなでお手手を動かしているので興味津々でとても楽しそうにしていました。 家に帰ってからも、昼間に教えてもらったサインを再現して、私とお話をしたそうにしていました。 「オッパイ」「ねんね」「ごはん」など、すぐに覚えて使っていてびっくりしました。 言葉はまだ出ないけど、話したい、伝えたい気持ちがいっぱいなんだと気付きました。
tommy 32歳 東京都
初めてベビーサイン教室に通ったのは上の子が生まれた時、産婦人科で行っていたので軽い気持ちで通いました。赤ちゃんとのコミュニケーションが取れると言うことで半信半疑で約1ヶ月、『ミルク(おっぱい)、お茶、痛い、ハッピー』などのサインを続けた結果、ある日夜中に泣き出したのでどうしたのか様子を見ると、『お茶が飲みたい』というサインを一生懸命やっているのに気づきました。 今までなんで泣いてるのか分からなかったのが、お茶が飲みたくて泣いてたんだと分かった時とても嬉しかったです。 その後もたくさんのサインを覚え、自分の気持ちを伝えようとしてくれました。今は下の子も同じように覚え始めていて、子どもを理解する手段としてベビーサインはとても役にたったなと思います。
かこ 32歳 神奈川県
10ヶ月の頃からベビーサイン教室に通い始めました。「電気」と「おっぱい」のサインから始め、1ヶ月経った頃には「おっぱい」のサインに反応するようになりました。ですが…息子からのサインななかなか出ず、レッスンの最中も息子を追いかけてばかりで意味があるのかと不安もありました。そんな不安が解消されたのは、自分では気がつかなかったサインを先生に指摘されたことでした。それからは、もしかしてこれってサインなのかもと気がつくことが増えていきました。半年を過ぎた頃には沢山のサインでお話しできるようになりました。お散歩中には「犬」「お花」など自分が見たものを、「食べたい」「飲みたい」「どこにある?」と自分の気持ちも伝えてくれ、乗り物が大好きだった息子は「電車」「車」「消防車」「飛行機」「ヘリコプター」など本当に沢山のサインを見せてくれました。ベビーサインがなくても育児はできますが、私はベビーサインをして本当に良かったと思っています。息子がこんなに沢山のことを理解している、伝わっていると分かったことできちんと向き合えた気がします。主人か忙しく平日はひとりで育児をしていた私には、ベビーサインで息子と分かり合えたこと、そしてサインをしてくれる可愛い姿を見れたことは心の余裕に繋がったと思います。
まとめ
ベビーサインとは、赤ちゃんとのコミュニケーションをとる育児法です。
ママやパパは、赤ちゃんとベビーサインでコミュニケーションが取れるようになると、ちょっとしたサインをしてくれればとってもわかりやすいですよね。
なんで泣いているのかわからない時とか、どうして欲しいかわからない時、言葉で上手に伝えられなくても、ベビーサインで伝える事ができます。
ママもパパも、赤ちゃんと一緒に学べる習い事なので、お互いが楽しめると思います。
みんなで一から学んでいくのはとっても楽しいことです。
赤ちゃんが、初めてサインをしてくれたらすごく嬉しいと思います。
何か習いことしてみようなかなと、悩んでいるママやパパいませんか?
ベビーサインは気軽にはじめられるので、是非、考えてみてください。