子供が生まれると女性は家庭に入り家事や育児に専念する・・・。
そんな常識があった時代もありましたが、近年では女性も社会で重要な役割を果たすようになり、様々な職につく時代になりました。
そのため共働き家庭が急増しています。
今ではパパもママも働いている、共働きの家庭がほとんどだとも言われています。
共働きだと子供と過ごす時間が少ない、家事を手伝ってくれない、スケジュールが合わない・・・と何かとデメリットばかりが目に付いてきますが、
メリットもあるということを忘れてはなりません。
そこで今回は共働き家庭のメリットについてみていきたいと思います。
共働きのメリットって?
1、共働きをすることで収入源が増える
やはり何と言ってもお金の面で不安が減少するというのは大きなメリットでしょう。
子どもが小さいうちはお金にそれほど困らなくても、ある程度の年齢になれば塾などの習い事や教育費などと色々とお金がかかるようになります。
先のことを考えれば考えるほど、悩みは尽きません。
悩みを少しでも減らすために早めから少しずつコツコツ貯金をしていくことで後々の負担を軽くすることは出来ますよね。
しかも仮にパパに何かあったとしても、収入が完全に途絶えてしまうという状況にはならないというのも安心です。
ただ収入が増えるとその分年金や保険料、税金を払わなければならないという現実もあります。
しかしこれは払えば年金額が将来的に上がりますので決してデメリットばかりではありません。
今は大変だけれど後々のことを考えると、むしろメリットとも言えるでしょう。
2、ママの気分転換になる場合も
働くとなるとなにかとストレスも増えそうなイメージってありませんか?
そうでなくても育児中のママはやることがたくさん。
働くとなると自由な時間がさらに減ります。
しかしママの中には働くことで社会との関わりができ、逆にストレス発散になる場合もあります。
実際、専業主婦の場合家に四六時中子供といて、普段は家にこもりがち。
そうするとオンオフの切り替えもないので気が滅入ったり、またイライラしやすいこともあります。
中には、身近に相談できる人がいないために、ノイローゼになってしまうママだっています。
しかし仕事をしているとどうでしょう。
育児から一時的に離れ自分の新しい人間関係だって築くことができます。
仕事ですので大変なことはもちろん多いですが、ママにとって悪いことばかりでもないようですね。
3、夫婦関係が良くなることも
共働き家庭の場合、専業主婦家庭よりも家事や育児を夫婦で分担しなくてはならないことも多いです。
そのためママは日頃のパパの仕事の苦労を、パパはママの家事や育児の苦労を理解することができお互いを思いやることにつながります。
共働き家庭に夫婦円満な家庭がたくさんあるのは、そういった理由が大きいかもしれませんね。
4、育児にも良い影響を与えることも
ママが働きに出ることで子供はさみしい思いをするのでは・・・となんとなく働くことを躊躇しているママって多いですが、実は育児において共働きはデメリットばかりではないんです。
というのも外にいる間に育児を離れて気分をリフレッシュすることで、自分の子供を見つめ直す機会が増えたりします。
四六時中一緒にいては気づけなかったような成長が感じられることもあります。
また子供と過ごせる時間が限られているために、より密な時間を過ごそうと心がけているママも多く、決して愛情面で不足しているなんていうことはありません。
しかも両親が働いていると子供は、自分でできることは自分でやるという習慣が自然と身につきますから、自立心を持ったしっかり子に育つ場合も多いようですよ。
まとめ
共働き家庭には共働き家庭の良さがいくつもあります。
ただもちろん専業主婦家庭にも良さはあります。
どちらの道を選ぶのか・・・それは環境やそれぞれの夫婦の考え方で違ってくるでしょう。
ひとくくりに仕事といっても雇用形態や勤務時間だってそれぞれですから、自分に合った仕事を見つけることが大切だと思います。
共働きする上で、辛くなったりしんどくなったりする前に、家事の分担やスケジュールをよく話し合う事も大事です。