赤ちゃんが寝がえりやずりばい、ハイハイを始めると嬉しく思う反面、ヒヤリとした経験があるパパやママも多いと思います。
気まぐれ、偶然、はたまた好奇心でいつのまにか思わぬところに迷い込んでしまったり、入られたくないキッチンなどの危ない場所にもママを追いかけてついてきてしまう、なんてことも。
「そっちにいかないで!」「ダメ!」なんて言っても止まってくれないし、注意して心配してばかりではストレスだってたまります。
かといってほったらかしにもできませんよね。
現在そういったお悩みを解消すべく、赤ちゃんの気を引くおもちゃや居心地のいいバウンサーやベビーソファに乗せてみるなど様々な便利グッズが登場していますが、そんな時特におすすめしたいのが今回ご紹介するベビーゲートです。
ここではベビーゲートについて、注意点、メリットやデメリットを交えておすすめ商品をいくつか掲載していきたいと思います。
ベビーゲートとは?どんなものがある?
出典:Yahoo!ショッピング
ベビーゲート、ベビーフェンスとは、赤ちゃんや小さな子どもを立ち入らせたくない場所に設置する、小さな門、扉、柵のことをいいます。
設置は突っ張り棒のように壁と壁の間に固定するものや、壁に負担をかけることなく置くだけで設置可能なものまであり、各家庭の住宅の状況や子どもの性格・成長に合わせ選ぶことができます。
簡単なロックがかけられ開閉式になっており扉を開け閉めして出入りするもの、大人が飛び越えたり動かしたりして出入りするものがあります。
使用する期間はまちまちで、使用開始するのは大体赤ちゃんが寝がえりを始めるくらいの時期が目安となります。
幼児となりベビーゲートのロックを外せるようになったり、子どもがベビーゲートを飛び越えられるようになってしまうと設置している意味がなくなってしまうので、その時を機会に外すという家庭が多いようです。
ベビーゲートのメリットとデメリット どこに設置する?
0歳児の死亡事故の半数以上は室内で起きていることはご存じですか?
転落・転倒・誤飲・やけどなどなど、キッチンでは特に赤ちゃんの事故原因となりえる「ヒヤリ」がたくさん潜んでいるものです。
さらにつかまり立ちできるようになると思わぬところに手が届くようになり、さらに危険度がUP!なんてことも…!
ベビーゲートをキッチンなど危険で赤ちゃんに立ち入らせたくない場所の出入り口に設置するメリットは、何はなくとも赤ちゃんを危険なものや場所から遠ざけ、事故やケガから守るということと言えるのではないでしょうか。
また、1~2歳の赤ちゃんの中には、階段の上り下りといったいつもと違う動きをするのが大好きな子がいます。
階段の上り下り、とくに降りる動作は小さなお子さんにとってとっても危険な行動だったりもするんです。
落下などの事故につながりやすく、赤ちゃんにとって危険な場所である階段の出入り口は、ベビーゲートを設置して特に気を付けたい場所と言えるでしょう。
お風呂場やベランダなども赤ちゃんにとっては危険な場所なので、必要に応じてベビーゲートを設置しても良いでしょう。
このように子どもを危険から遠ざけるために設置するベビーゲートですが、もちろんデメリットもあります。
設置の仕方や壁の素材によっては設置することができなかったり、設置できても壁を傷つけてしまうことがあります。
そもそもベビーゲートとは子どもの移動を妨害する障害物です。
なので大人が部屋の中を移動しにくく、ストレスに感じてしまったりすることも…。
ですが最近はベビーゲートには様々な種類、デザインのものが出ていますので、説明書の使い方や設置方法などをよく読んで、自分の生活に合ったベビーゲートを選んで少しでもストレスを軽減しましょう。
また、ベビーゲートをペット用のゲートとしても再利用する人もいるようですが、ペット用の使用任意規格と一致するとは限りません。
ベビーゲートを使用する上での注意点とは?
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いいことづくめのように感じるベビーゲートにも、もちろん注意点があります。
子どもを守るために設置したベビーゲートに子どもが接触することで、事故も発生しています。
大人は子どもが近くにいないことを確認して開閉する、兄姉やお友達がベビーゲートを開閉する時は特に気を付けてあげるようにして下さい。
また、ベビーゲートを階段上に取り付ける場合は特に注意してください。
寄りかかるなどして、ベビーゲートが外れてしまうと思わぬ大きな事故につながります。
階段下への取り付け可能な商品であっても、階段上には取り付けることができない商品があります。
必ず「階段上取り付け可能」な商品を選びましょう。
「ロックが簡単に外せない」というのも注意点のひとつです。
赤ちゃんが自分で簡単に外せるようなロックでは、ベビーゲートを取り付ける意味がありませんよね。
複数個所でロックがかかるものや、ゲート開閉時手が離れると自動的にロックがかかる自動ロック機能付きのベビーゲートもおすすめです。
おすすめベビーゲート7選
日本育児 ベビーゲート スマートゲイト2 本体 ブラウン / ミルキー
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日本育児のスマートゲイト2は突っ張りタイプの軽くて丈夫なベビーゲートです。
取付の高さは2段階で調整が可能。
7.5㎝までの幅木に対応し、段差をよけてぐらつきを防止します。
内側だけでなく外側への両開きも可能。開けっ放しにもできます。
ステップカバーで躓きも防止し、ベビーゲートを設置することによる大人のストレスも軽減します。
スマートゲイト2はダイヤルロックで大人は簡単に、子どもには難しい開閉方法となっているので安心です。
拡張フレーム2本つきなので、余分な追加パーツを購入する必要が無いのも助かりますね。
スマートゲイト2のカラーはナチュラルなブラウンとおしゃれなミルキー(ホワイト)の2色展開で、インテリアに合わせて選べるのも嬉しいですね。
なお、こちらのスマートゲイト2は階段上に設置することはできません。
日本育児 ベビーゲート スマートゲイト2 本体 ブラウン / ミルキー 仕様
- 対象月齢:6ヶ月頃〜満2歳
- サイズ:本体 約W61.5cm×D3cm×H91cm、拡張フレーム 約W8cm×D3cm×H87cm
- 取付幅:67㎝から91㎝
- 重量:約5㎏
- セット内容:本体、拡張フレーム2本、ステップカバー、取付ボルト、調整ノブ、補助ソケット、巾木用スペーサー
スマートゲイト2 ( 1個 )/ 日本育児 ( ベビーゲート セーフティグッズ )
日本育児 ベビーゲート スマートゲイト2プラス
階段への設置はスマートゲイト2プラスを使用してくださいね。
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ベビーゲート スマートゲイト2 プラス(送料無料)☆階段上でも取付け可能! 日本育児
カトージ KATOJI ベビーセーフティオートゲートM
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カトージ(KATOJI)のスチール製ベビーゲートです。
狭い間口でもすっきり使えるスリムでシンプルなデザインが特徴で、一般的ながっちりとして大き目のベビーゲートが設置しにくい場所でも使用可能なのが便利です。
商品購入時は支柱の上部が開いていますが、取り付け後はしっかりと閉じますのでご安心下さい。
ベビーセーフティオートゲートMは解除ボタンを押しながら開閉レバーを引いてゲートの開閉を行います。
扉は手を離すと自動的に閉まります。
ゲートの開閉はお子さんが周囲にいないことを十分に確かめてから行ってください。
ベビーセーフティオートゲートMは扉の下側に開閉ロックがもう一つついているのも特徴のひとつ。
扉の両側についているロックの上げ下げによって、内開き、外開き、両開き、または扉を開かないようにロックをかけることができます。
階段上部に取り付けることはできませんが、シンプルで小型のベビーゲートとしてかなりお勧めの商品となります。
拡張パーツの購入で取付幅を広げることもできますよ。
別売の拡張フレームで、取付幅を広げられますが、拡張フレームは1つしか取り付けることができないので注意しましょう。
・追加フレーム10cm付/78〜85cm
・追加フレーム20cm付/87〜95cm
・追加フレーム30cm付/97〜105cm
・追加フレーム45cm付/112〜120cm
カトージ KATOJI ベビーセーフティオートゲートM 仕様
- 対象月齢:24ヵ月以内
- サイズ:W67-75×D4.5cm×H79cm ボルト接壁面の直径:3.4cm
- 取付幅:60~67㎝
- 重量:約3.4kg
ベビーゲート|ベビーセーフティオートゲートM(ホワイト) KATOJI (カトージ)
カトージ KATOJI ベビーゲート クリアビュー Denmark-Design 拡張用フレーム2個付き
また、フレームで視界がふさがれるのが嫌だという人にむけて、カトージにはこんな商品もあります。
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カトージ(KATOJI)のベビーゲート、クリアビューDenmark-Designは扉部分がアクリル板でできているため赤ちゃんの視界を塞ぐことなく危険な場所への立ち入りを防ぎます。
北欧デンマーク生まれのこのベビーゲートは今までにないデザインが特徴です。
片手で開閉可能で常に進行方向に向けて扉を開放できるので、赤ちゃんを抱っこしながらでも、大きな荷物を抱えながらでも楽に開閉することができますね。
残念ながらこちらの商品も階段上での設置は不可能となりますが、とってもおしゃれで見栄えがいいのでお店など人目に触れることが多い場所に設置するのもおすすめです。
ベビーダン babydan ガードミー ベビーゲート 階段上 ワイド 折り畳み 国際展示会最優秀受賞ゲート!
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1967年より安全性、創造性、責任の三つの使命を掲げベビーゲートの製造開発を行っているデンマークのベビーダン社(babydan)。
このベビーゲート、Guard Meは2013年ケルン・ベビー・ヤング用品見本市にて注目を浴び、World of Baby safety at home部門で最優秀賞を受賞した商品です。
ビスでしっかり固定するタイプのベビーゲートなので設置場所に条件がありますが、その安全性はお墨付き。
階段上でも安心して使用することができます。
しかも使用しないときは自動で扉が折り畳み収納できるので、視界を遮りにくくインテリアの邪魔をしにくい作りとなっています。
ゲートを設置しても床がフラットなバリアフリーさも魅力の一つです。
扉が内側・外側に動くことがないので子どもを抱えながらの開閉も安心。
他ではあまり見ないおしゃれなデザインなので、インテリアにこだわりがある方にもおすすめですよ。
ベビーダン babydan ガードミー ベビーゲート 階段上 ワイド 折り畳み 国際展示会最優秀受賞ゲート! 仕様
- サイズ:H70㎝
- 取付幅:フレーム内設置64.5-89cm エクステンション1本追加113.5cm
- フレーム外設置55-79.5cm エクステンション1本追加103.5cm
- 重量:3.3kg
日本育児 ベビーゲート おくだけとおせんぼ Lサイズ 滑り止めマット付き プレート幅60cm
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壁の素材が弱い、間取りが特殊、賃貸で壁を傷つけることができないといった場合、突っ張るタイプやビス止めのベビーゲートを使用するのは難しいですよね。
また、窓にベビーゲートを設置したい場合も悩んでしまいがち…。
こちらの商品は壁を傷つけることなくベビーゲートを設置することができますよ。
おくだけとおせんぼLサイズはスライド式で間口に合わせて簡単に伸縮し、折りたたんで持ち運びも楽々。
収納も楽にできます。
メッシュ素材で通気性・見通しも良い作りとなっています。
背面側のセーフティフレームだけでなく、外側の中央に設置されたセーフティプレートにお子さんが乗ることでさらに倒れにくく安全に使用することができます。
日本育児 ベビーゲート おくだけとおせんぼ Lサイズ 滑り止めマット付き プレート幅60cm 仕様
- 対象月齢:6ケ月頃から2歳頃
- サイズ:H60㎝
- 取付幅:140から180cm
- 重量:約5.4kg
おくだけとおせんぼLサイズはさらに安全を高める追加パーツも販売していますので、是非チェックしてみてくださいね。
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おくだけとおせんぼ プラスプレート 60cmプレート セーフティープレート 追加プレート
カトージ KATOJI ベビーゲート 階段上で使えるゲート ホワイト/ブラウン 拡張(追加)フレーム2個付き
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気になる階段上だからこそ、安心できる有名メーカーのしっかりした商品を購入したい。
そんな方にはカトージ(KATOJI)の階段上にも使えるベビーゲートはいかがでしょうか?
階段上に取り付けるときは付属の階段用補助キャップを取り付けることで、しっかりと壁に固定することができます。
また、階段の降り口30㎝以内には取り付けないようにして下さい。
カトージ(KATOJI)の階段上にも使えるベビーゲートの扉の開閉は外側、内側どちらからでも可能。
扉の閉め忘れを防ぐ閉め忘れ防止機能付き。
扉が90度以上開いた状態で作動し、自動で扉が閉まります。
また赤ちゃんが一人で開けにくいダブルロック機能付き。
ダブルロックボタンを解除した後扉の取っ手を握って軽く持ち上げたまま開閉するので、赤ちゃん一人では開閉しにくい構造となっています。
カトージ(KATOJI)の階段上にも使えるベビーゲートのカラーはホワイトとブラウンの2色展開です。
カトージ KATOJI ベビーゲート 階段上で使えるゲート ホワイト/ブラウン 拡張(追加)フレーム2個付き 仕様
- 対象月齢:新生児〜24か月以内
- サイズ:ゲート本体 W68〜77×H88×D3cm
- 拡張(追加)フレーム1個 W77〜85×H88×D3cm
- 拡張(追加)フレーム2個 W85〜93×H88×D3cm
- 扉のサイズ:W54cm
- 調節ボルトの圧着面の直径:3.8cm
- 取付幅:拡張パーツの使用で68~93㎝まで可能
- 重量:梱包時約6.5kg
ベビーゲート|階段上で使えるゲート ホワイト/ブラウン 拡張(追加)フレーム2個付き
まとめ
いかがでしたか?
しっかりとした重量感のある大き目のベビーゲートから、スチール製のコンパクトなもの、ビス止めしてしっかり固定してつかうもの、置くだけで設置完了となる簡単なものまで、デザイン、機能などなど、各メーカー
こだわりを持ってデザイン・販売されています。
階段上にベビーゲートを設置する場合は必ず階段上使用可能とあるものを選ぶようにしましょう。
設置場所や壁の素材などによっても設置できないことがあります。
自動開閉機能がついているものもありますが、閉め忘れに気を付ける、開閉時に子どもを近寄らせないなどにも気を付けましょう。
子どもを守るためのベビーゲートでケガなどをしないように安全に使用してくださいね。
おうちでの安全対策は他にもあります。
アイキャッチ画像出典:Yahoo!ショッピング