生まれたばかりの赤ちゃんはあっという間に成長していくもの。
寝返りをうち、ハイハイを始め、1歳頃にはつかまり立ちも始まります。
赤ちゃんの活動範囲が広がっていくうちに、心配になるのが転倒などの不慮の事故。
他にも、赤ちゃんとの生活において足音などの騒音が気になる人もいるでしょうし、オムツ替えや吐き戻し、離乳食の汚れなどの衛生面が気になってしまう人もいるのではないでしょうか?
カーペットやフローリングに直接寝かせたりするのも、ちょっと抵抗ありますよね。
そんな時活躍するのがベビーマットやベビーラグと呼ばれる敷物です。
汚れたらすぐに拭き取ったり丸洗いできるものであったり、折り畳んで収納出来るもの、シートを組み合わせてベビーサークルとして赤ちゃんスペースを作ったりと様々にあります。
小児科や児童館、子連れママ歓迎の美容院などの施設などでも見かけている人もいると思います。
ここのページでは、この子どもの安全と衛生を守るベビーマットやベビーラグについて掘り下げ、おすすめ商品をご紹介していきたいと思います。
ベビーマット・ベビーラグとは
ベビーマット・ベビーラグとは、日中赤ちゃんがお布団以外で過ごすスペース作りに欠かせないアイテムと言えるでしょう。
現在、丸洗いできるラグのようなものからパズルのように組み合わせて使うジョイントマット、クッション性があり分厚く折り畳めるようなマット、子どもの喜ぶ飾りや玩具がついているプレイマットというようなものまで、様々な種類が登場しています。
SNSで「写真映えして可愛い」と流行に敏感でおしゃれなママの間で話題になっている、円形の可愛いサニーマットもベビーマットやベビーラグ、プレイマットの種類のなかのひとつなんですよ。
用途や目的、家のインテリアなどにあわせて様々なデザインや色、素材が選べるのは嬉しいですね。
出産祝いのプレゼントにもおすすめです。
SNSの写真映えするベビーマットはこちらの記事で確認できます。
ベビーマット・ベビーラグはいつから準備したらいい?
消費者庁が発表した資料にある、厚生労働省がホームページにて公表した平成28年度の「人口動態調査」によると、子どもの死因の上位には「不慮の事故」が挙げられています。
その中でも事故死数が特に多いのが「窒息」。
また、同じ資料の「医療機関から寄せられた子どもの事故報告件数」の中で上位を占めているのが「転倒」や「転落」です。
寝返りを始めた赤ちゃんがいるパパやママなら、子どもの予測がつかない行動にヒヤリとした経験を1度はしていると思います。
大人だけだった生活に赤ちゃんという小さな家族が増えた時、多くの家庭では部屋の安全を再確認することになるでしょう。
マットやラグをひくというのは、赤ちゃんの安全を守るため最初に出来る方法のひとつではないでしょうか。
クッション性があるベビーマットは万が一発生してしまった転倒や転落の衝撃を和らげてくれますし、ラグに滑り止めがついているとなお安心ですね。
赤ちゃん用のラグについている飾りは誤飲がないようしっかりと縫い付けられています。
お気に入りのカーペットに汚れが!なんて心配がある人も、オムツ替えスペースや遊ぶ時間や食事の時だけ敷くラグがあったらとても便利です。
インテリアにこだわりがある人は、早めに下調べをして準備をしておいても良いでしょう。
赤ちゃんの様子を見ながら買いそろえても構いませんが、一般的な目安としては寝返りが始める3〜4ヶ月頃には整えられると良さそうですね。
選ぶときのポイントや注意点とは
では、ベビーマットやベビーラグを選ぶ時にはどんなところに気をつけたら良いのでしょうか?
まとめてみました。
滑り止めなどの機能性
マットやラグの裏側に滑り止めがついているものを選ぶと良いでしょう。
遊んでいるうちにマットやラグに足を取られて滑って転倒してしまうのは赤ちゃんだけではありません。
防音効果を求めているのなら、厚みのあるマットも良いですね。
物音を軽減するだけでなく、万が一転倒した時の衝撃も和らげてくれるでしょう。
玩具などを落としたり投げたりすることで発生する、床の傷みや汚れを防ぐことも出来ます。
衛生
撥水性があり汚れたらすぐに拭き取ることが出来るものが良いでしょう。
また、手洗いや洗濯機で丸洗いできるものもおすすめです。
ベビーマットやベビーラグは遊ぶだけのスペースではなく、日中赤ちゃんが過ごすスペースとしても活躍します。
食べこぼしや吐き戻し、よだれや汗やオムツ替えの時の汚れも気になってしまいます。
赤ちゃんが過ごすスペースだからこそ、簡単に清潔を保てることは最も重要と言えます。
ハウスダストやダニ、汚れや細かい繊維など、大人だったら何ともないようなことでも、赤ちゃんにとってはアレルギーや喘息など体調不良の原因となってしまうことがあります。
ベビーラグやベビーマットはこうした対策をしやすい商品が沢山ありますよ。
保温効果
大人でもフローリングで直に座ったり寝そべったりするのって、結構辛いものです。
床のかたさや冷たさ、熱さのちょっとした変化で赤ちゃんの体調が崩れてしまうこともあるかもしれません。
動き始めた赤ちゃんの健康を守る為にも、ベビーラグやベビーマットによる快適な赤ちゃんのスペースを作ってあげた方が良いかもしれませんね。
おすすめ商品【パズルマット】
ジョイントマット 大判 厚手 60cm 6畳 32枚
出典:楽天
傷や衝撃に強く保温性・断熱性に優れ、床暖房対応・ノンホルムアルデヒド・菌の増殖を抑制する抗菌仕様などなど、おすすめしたいポイントが沢山ある人気商品なのですが、特に特徴的なのがその厚さと大きさです。
一般的なジョイントマットのサイズは1辺約30cm。
6畳をジョイントマットで埋め尽くすには108枚ものマットが必要になります。
しかしこのマットは1辺61.5cmという通常の2倍程度のサイズになるので、敷く時間も手間も軽減されます。
つなぎ目が大きく少ないのでずれにくく、お手入れも簡単。
掃除機がつなぎ目にひっかかりにくく、汚れてもサッと拭き取るだけでいいのでお手入れも簡単です。
汚れが酷い時は汚れた部分を取り外して水洗いしてしまいましょう。
また、厚さが2cmもあるので防音・衝撃吸収も安心。
赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭におすすめのパズルマットです。
ジョイントマット 大判 厚手 60cm 6畳 32枚 仕様
- サイズ:幅61.5×奥行61.5×厚み2cm(1枚)、242×480cm(縦4列×横8列で敷いた場合・6畳分)
- 素材:PE樹脂
- セット内容:ジョイントマット32枚、サイドパーツ(角付きパーツ32本、角なしパーツ32本 )
極厚20mm大判 ジョイントマット 60cm 32枚 6畳 抗菌
30cm角ジョイントマット 厚み1.4cm 「厚手〜コルクマット」 KO-14
出典:Yahoo!ショッピング
コルクは火や水に強く温度調節に優れ、防音効果も高いため、子供部屋をはじめ床材として愛用されている素材です。
このジョイントマットは表面に天然コルクを使用した商品です。
手触りがよく厚みが1.4cmもあるので転倒時のクッション性も十分。
菌の増殖を抑制する抗菌加工が施され、断熱・保温効果も大きいので赤ちゃんが日中過ごすお部屋に敷き詰めたり、子ども部屋やベビーサークルの下に敷くのにも良いと口コミでも高評価を得ています。
角・エッジマットにはつまずき防止加工として斜めにカットされています。
30cm角ジョイントマット 厚み1.4cm 「厚手〜コルクマット」 KO-14 仕様
- サイズ:正方形マット 30×30×1.4cm、エッジマット、30×9×1.4cm、角マット 35×9×1.4cm
- 最大サイズ200×200cm
- 素材:マット EVA樹脂、表面 天然コルク
- セット内容:正方形マット36枚、エッジマット16枚、角マット8枚 合計60枚
おすすめ商品【ベビーマット・プレイマット】
baby toi プレイマット
出典:楽天
小さな赤ちゃんから小学生くらいまでの子どもにおすすめの、優しい手触りのプレイマットです。
綿100%の表面にはキルティング加工が施され、洗濯ネットの使用で汚れたら丸洗いが可能。
裏面には滑り止めが施されてあります。
リビングでのお遊びスペースや子ども部屋にもおすすめの商品です。
このプレイマット自体には厚みがほとんどないため、赤ちゃんがこれ1枚の上でごろごろするには心もとなく防音効果もないので、カーペットやジョイントマットと一緒に使用すると良いでしょう。
baby toi プレイマット 仕様
- サイズ:150×150cm
- 素材:表生地/綿100%、裏生地/ポリエステル100%(滑り止め付き素材)、中綿/ポリエステル100%
- 洗濯可能(洗濯ネット使用) ※手洗い推奨
ベビーザらス限定 両面使える!ベビープレイマット ポニー&フローリング(150×200cm)
出典:楽天
ベビーザらス限定の可愛いプレイマットです。
厚さ1cmのふわふわな感触が赤ちゃんに優しく、汚れても拭くだけの簡単お手入れでOK。
ジョイントマットのような継ぎ目がないので継ぎ目に汚れがたまることがありません。
リバーシブルで使用出来るのでお得感もありますね。
ベビーザらス限定 両面使える!ベビープレイマット ポニー&フローリング(150×200cm) 仕様
- サイズ:縦150×横200×厚1cm
- 素材:ポリエチレン
おすすめ商品【ベビーラグ】
サニーラグマット
出典:楽天
太陽のような可愛い形が写真映えすると、今話題のベビーラグです。
赤ちゃんを寝かせてお気に入りの玩具やぬいぐるみ、お洋服などと一緒に撮影して月齢フォトを楽しむもよし、寝相アートにも使いやすいと評判で、楽天のデイリーランキング・リアルタイムランキングで第一位を獲得したこともあります。
普段使いとしてももちろんおすすめ。
裏にはしっかりと滑り止め加工がされているので、赤ちゃんのお遊びスペースやごろ寝用のラグマットに最適です。
汚れたら丸ごと手洗いも出来るので、オムツ替えスペースとして使用してもOK。
1枚あるととても便利なベビーラグです。
ブルーとピンクの2色展開となっています。
サニーラグマット 仕様
- サイズ:直径約118cm×厚み3cm
- 素材:マット部分/表地 ポリエステル65% 綿35%
中芯/ポリエステル100%
裏地/ポリプロピレン100%(ボンディング加工の滑り止め付き)
花びら部分/がわ地 綿100%
中綿/ポリエステル100%
白井産業 森のくまさん ベビーラグルームマット ミニクッション2個セット
出典:Yahoo!ショッピング
森の中にちりばめられたクマさんの柄が可愛いベビーラグです。
1cmもの厚さがあり、固綿キルティング仕様なのでしっかりとした作りになっています。
裏面には滑り止め加工されているのでフローリングでも安心して使うことが出来ますが、高温になる床暖房などでの使用は避けて下さい。
色違いでフラッグ柄もあり、マットと同じ柄のクッションが2つ付属しています。
白井産業 森のくまさん ベビーラグルームマット ミニクッション2個セット 仕様
- サイズ:110×110cm
- 素材:マット/表側地 綿100%
裏側地・中身 ポリエステル100% - 日本製
まとめ
寝返りをはじめ、自分で動くことが出来るようになって、ベビーベッドから行動範囲が広がった赤ちゃんには危険もいっぱい!
落下・転落・誤飲などで事故にあう赤ちゃんも珍しくありません。
寝返りを始める3〜4ヶ月頃を目安に、赤ちゃんが日中安全に過ごすスペースを作ったり、部屋全体の安全を確認して工夫をしてみて下さい。
ベビーマットやベビーラグ、プレイマットと呼ばれる赤ちゃん用のラグマットは、赤ちゃん用のスペースを作るのに便利なアイテムです。
パズルのように組み合わせて敷き詰め、万が一転倒したときの衝撃を和らげたりなどの安全を守るだけでなく、吐き戻しやオムツ替えなどの汚れを防ぎ丸洗い出来るラグ、防音効果や保温効果のあるものなど快適さを重
視した商品も多くあります。
衛生管理の為にもベビーラグやベビーマットを使用してみてはいかがでしょうか?
中には可愛いデザインの商品や手触りが良いもの、玩具がついているプレイジムといったマットもあります。
お気に入りのマットやラグを上手に使って、赤ちゃんの安全と衛生を守りつつ楽しい時間を過ごして下さいね。