気軽に気分転換がはかれると趣味にしている人も多いアロマオイルですが、赤ちゃんがいるけど使っても大丈夫ですかという話をよく聞きます。
アロマオイルとは植物から抽出した精油なのですが非常に濃度が高いです。
自然=安心、安全という考えは捨ててください。
アロマオイル一滴の中にぎゅーっと成分が凝縮されているため、とにかくパワフルだという認識を持っておいた方がよいと思います。
肌荒れを起こしたり気分が悪くなることもあります。
大人でも過剰に使用するのは危険です。
使う前には必ずパッチテストをしてくださいね。
では赤ちゃんがいる家庭はどんなことに気をつけてアロマオイルを使用すればよいのでしょうか。
注意点をしっかり守ってアロマオイルを楽しみましょう。その前に・・・
猫のいる場所でアロマオイルは絶対に禁止!
意外と知られていない情報なんですが、実はアロマオイルは猫のいる部屋では絶対に使ってはいけません!
猫を飼っている家庭は要注意です。
猫は人間や犬と解毒面において全く異なる構造を備えているのです。
アロマオイルの成分を分解するグルクロン酸転移酵素を体内で十分に作れないため、猫の体内に毒素がたまってしまい身体に不調が出てしまうのです。
ひどくなると入院、そして最悪猫の命を奪いかねません。
人にはアロマオイルの解毒作用の構造はあるものの、赤ちゃんは大人に比べ臓器も未熟ですのでアロマオイルを使うときには注意点があります。
その前にちょっと話はそれますがもう一点大切なことをどうしても話しておきたいです。
犬を飼っている家庭は犬にはレーズンを食べさせないように気をつけてください。
パンやお菓子にけっこう入っていることがあるので要注意です。
知らず知らずのうちに犬が食べてしまったということもあります。
犬がレーズンを食べると腎炎を起こします。
おしっこが出にくくなり毒素が体内に回ってしまいひどい時にはやはり入院、命を落とすこともあります。
赤ちゃんがいる家庭でのアロマオイルの注意点について
赤ちゃんにアロマはいつからいいの?
残念なことにアロマオイルの使用に関してはっきりと○歳までは使用禁止と書かれたものがありません。
1歳未満は禁止という内容が書かれた記事を見かけたこともあるのですがはっきりとした根拠がありません。
身体に関わることですからはっきり規定してもらいたいものですね。
しかしながら最近赤ちゃんボディーマッサージでも6ヶ月を過ぎた乳児にはアロマオイルが使われるようになったそうです。
赤ちゃんが使ってもよいアロマオイルが限定されたのは安心です。
それは、カモミール、ラベンダー、ベルガモット、ティーツリー、クラリセージです。
カモミールやラベンダーはハーブティーとしても馴染み深いですね。
ただし日本ではアロマオイルは雑貨扱いのため品質、成分にかなりのばらつきがあるのが現状です。
有機栽培、無農薬のものを選びたいですね。
アロマを赤ちゃんと一緒に楽しむおすすめの方法を月齢別に紹介
①生後1ヶ月未満の乳児がいる部屋ではアロマオイルは使わないようにしましょう。
②生後1ヶ月~6ヶ月までは芳香浴がおすすめです。
ティッシュやコットンに数滴アロマオイルを含ませ部屋に置いておくだけです。
マグカップに数滴たらし上からお湯をかけ香りを楽しむ方法もおすすめです。
③6ヶ月からはボディーマッサージに使えるそうです。
ネットでも濃度やマッサージの仕方が紹介しますのでされていますが、赤ちゃんの肌は敏感なので必ず知識のある専門家の元で行うことをおすすめします。
おすすめアロマオイル
有機栽培、無農薬のおすすめアロマオイルを紹介します!
私がおすすめするのは「生活の木」で販売されているアロマオイルです。
栽培から加工まで添加物を一切含まない精油です。
公式オンラインストアではセールなども行われているのでぜひ1度訪問されてみてはイかがでしょうか?
その他に無印良品でもたくさんのアロマオイルが扱われています。
無印良品は身近にあるのでさらに気軽に利用しやすいですよね。
最後に
いかがでしたか?
雑貨店で当たり前のように売られていて、買うときに特に注意がないため、まさかアロマオイルが使い方を誤ると大変なことになってしまうなんてと思った方たちもたくさんいるのではなないでしょうか?
使用上の注意を守ればアロマオイルはリラクゼーションを手軽に与えてくれる素晴らしいものとなります。
猫や赤ちゃんがいる家庭は特に注意しながら、アロマオイルを楽しんでいただければと思います。