赤ちゃんが生まれると、ママは赤ちゃんの側からなかなか離れられないもの。
パパがいたり、おじいちゃん・おばあちゃんと同居していて家族が多ければ、赤ちゃんをお願いすることもできます。
しかし多くの家庭が核家族である現代では、なかなかうまくいかないものですよね。
さらに、大体9か月頃の赤ちゃんは後追いを始めます。
ママを追いかけてトイレに同行、危険なものの多いキッチンにも、無邪気についてきてしまうのです。
ちょっとした時間が大きな事故を招いてしまいかねないこの時期に、特に便利なアイテムがあるのはご存じですか?
その名も「バウンサー」。
今回はこのバウンサーとはそもそも何なのか、ほかの商品との違いや注意点、メリットやおすすめアイテムもご紹介したいと思います。
バウンサーを知らなかった人だけでなく、購入を迷っている方も必見です!
バウンサーとは
出典:楽天
「育児グッズで便利だったものって何?」と聞くと、数多くの便利なお助けグッズの中から「バウンサー」と答える人がいます。
そもそもバウンサーとは何なのでしょうか。
バウンサーとは、ゆりかごのように座面を優しく揺らすことのできる赤ちゃん用のいすのことを言います。
赤ちゃん自身が動くと反動で自然に揺れるもの、ママやパパが赤ちゃんとコミュニケーションを取りながら大人の手で揺らすことができるもの、最近では電動で揺れるバウンサーまで様々な種類のバウンサーが販売されています。
いつでもずっと抱っこしていてあげたくても、現実はなかなかそうはいきませんよね。
バウンサーは赤ちゃんをあやす為に使うもので、ママの目の届く場所に置くのに便利なアイテム。
あまりの居心地の良さからすぐに眠ってしまう子もいるようで、寝かしつけのアイテムとして使用している家庭も多いのだとか。
使用期間はそれほど長くはないのですが、赤ちゃんを育て始めたばかりの大変な時期のご家庭には、とっても便利なお助けアイテムなのです。
バウンサーとベビーラックの違い
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バウンサーを購入したいと思ったとき、比較されるであろうアイテムがベビーラックです。
ベビーラックもまたゆりかごのように使用するベビーチェアの一種です。
バウンサーとの違いは、ベビーラックは背もたれを倒して小さなベビーベッドとしても使用できる点。
背もたれを倒せる分首が座る前から使用できる商品もあります。
さらに背もたれの角度を変えて、ハイチェア・ローチェアとしても使用できるのです。
テーブルなどが付属していれば、そのまま離乳食を食べることもできますね。
椅子タイプのバウンサーは一般的に首が座ってからの使用開始が多いです。
しかし最近のバウンサーは角度調整機能がついているものが多く、背もたれを倒せば首がすわる前からでも使用できるようになりました。
ベビーラックより小型で軽量な商品や折り畳み可能な商品もあり、ママ一人でもいろいろな場所に持ち運ぶことができます。
お風呂場やキッチンなど、どうしても手を離さざるを得ない場所での作業中にもってこいのバウンサーは、ワンオペ育児中のママにとって強い味方になるでしょう。
中には5分で赤ちゃんが眠る!ぐずっている赤ちゃんが座らせるとすぐにゴキゲンになる!などと評判のバウンサーもあるようですよ。
バウンサーはいつから使える?注意点とは?
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バウンサーは赤ちゃんの姿勢がねんねのかたちにはならないものが多かったので、一般的に使用開始時期は首がすわってからとなります。
しかし最近の人気商品は背もたれを倒して新生児から使用できるものもありますので、商品購入の際はチェックしてみると良いでしょう。
バウンサーはとっても便利なアイテムですが、使用時間は赤ちゃんの様子を見ながら気を付けてあげて下さい。
長く使用するのがいけないのではなく、赤ちゃんを同じ姿勢のままにしておかない方が良いからです。
使い方をしっかりとチェックしたうえで、目を離さず、安全に使用して下さい。
もちろん、赤ちゃんの性格や個性によってはバウンサーが苦手だという子もいるでしょう。
無理強いせず、赤ちゃんが楽しく、パパやママは少しでも楽ができるように商品を選ぶのも重要ですよね。
バウンサーはどんな時に便利?
ではバウンサーはどんな時に活躍するのでしょうか?
考えられるケースを3つご紹介しましょう。
①ママやパパがどうしても抱っこできないとき
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ママやパパには赤ちゃんのお世話以外にも、日々やることが山ほどあるものです。
洗濯や掃除や日々の食事の支度などの家事、家でお仕事をしている人もいるでしょう。
赤ちゃんをバウンサーにお座りさせてパパやママの目の届くところに置いておき、集中してさっとやることを済ませてしまえるのはとても便利だと思いませんか?
また、ハイハイやつかまり立ちができるようになってくると、キッチンやお風呂やトイレにまでついていてしまったり、いつの間にか思わぬところに移動してしまってヒヤリとすることもあります。
赤ちゃんが一人で移動してしまわないよう、安全に見守ることもできます。
持ち運びができるバウンサーなら脱衣所などに運ぶのも楽々です。
②寝かしつけのとき
赤ちゃんとの生活で一番大変といっても過言ではないのが、一日の終わりの寝かしつけではないでしょうか。
ただでさえへとへとに疲れ切っているとき。
赤ちゃんを抱っこしてゆらゆら揺らしてやっとのことで寝かしつけたというのに、ベビーベッドに置いた瞬間泣き出してしまう…なんていうことも。
そして赤ちゃんを抱っこし続けて、肩や腰を痛めてしまったというのもよく聞く話です。
その寝かしつけ、今日からバウンサーに任せてみませんか?
個人差はありますが、バウンサーから伝わる自然な揺れで赤ちゃんがリラックスしてくれるため、抱っこして寝かしつける必要がなくなります。
揺れも商品によって違いがあるので、購入前に色々試してみるのもいいかもしれませんよ。
③授乳後の吐き戻しを防止
バウンサーに乗っていると上体を起こした姿勢になります。
胃の中のものが逆流しやすく吐き戻しをしやすい赤ちゃんをすぐに抱っこできない時は、授乳後バウンサーに乗せてあげるのもおすすめです。
おなかが苦しくなりにくく、げっぷが出にくい赤ちゃんの消化もサポートしてくれます。
また、離乳食を始めたての頃に抱っこをしながら食事をさせるのが大変だと感じるようなら、バウンサーに乗せて離乳食を食べさせるのも便利ですよ。
おすすめ商品5選
以上のように、あるととっても便利なバウンサー。
お勧め商品を5つ選んでみました。
ベビービョルン バウンサー メッシュ バランス ソフト エアー BabyBjorn メッシュ素材
出典:楽天
バウンサーといえばベビービョルンのバウンサーをイメージする人が多いかもしれませんね。
赤ちゃんの快適を求め、進化し続けるベビービョルンのバウンサー。
こちらの商品は3段階の調整機能でねんねの姿勢も可能です。
眠りが浅く寝かしつけにてこずるお子さんは、抱っこで寝かせてもベッドに置いた瞬間に泣き始めてしまうもの。
ベビービョルンのバウンサーに座らせてゆらゆら揺らしているうちに心地よく眠ってしまったら、そのままリクライニングさせてねんねの姿勢に変えてあげましょう。
寝かしつけが楽になったとの口コミも多くあります。
また、このリクライニング機能のおかげで首がすわる前の赤ちゃんでもバウンサーに乗ることができます。
歩けるようになったらシートを裏返してチェアとしても使用可能。
2歳くらいまで長く使用できるのも良いところ。
赤ちゃんの安全を守るベルトはクッション入りで手触りが優しいだけでなくとてもつかみやすく、シートに縫い付けてあるので紛失する心配もありません。
通気性のよいメッシュ素材は汗っかきな赤ちゃんにはうれしいですし、汚れて洗った時も乾きやすいのはママも嬉しいポイントです。
ベビービョルン バウンサー メッシュ バランス ソフト エアー BabyBjorn メッシュ素材 仕様
- サイズ:W39cm×D89cm×H11~58cm(3段階調節)
- 重量:約2.1kg
- 素材/:本体フレーム スチール、カバー ポリエステル100%、プラスチック部分 ナイロン、滑り止めラバー TPE
- 耐荷重:3.5kg~13kg
- 対象月齢:1ヶ月~2歳位(3.5kg~13kgまで)
- 体重の目安::最下段~7kg、中段~10kg、最上段~13kg
バウンサー リッチェル バウンシングシート おもちゃ付き R ラック・ハイローベッド&チェア Richell
出典:楽天
3段階のリクライニング調整機能で角度を134度、140度、148度に調整可能なこのリッチェルのバウンサーも、首がすわる前の新生児期から使用可能。
赤ちゃんの動きに合わせ優しく揺れるバウンス機能がリラックス効果をもたらします。
通気性の良いメッシュシートは取り外して丸洗い可能。衛生面でも安心です。
ワンプッシュ型のシートベルト付きで、使用する赤ちゃんの安全を守ります。
また、リッチェルのバウンサーのおすすめポイントとしておもちゃバーが付属しているところがあげられます。
赤ちゃんが触れても痛くない柔らかい布製のおもちゃは赤ちゃんの興味や好奇心を引き付けて、よりゴキゲンにバウンサーでくつろげること間違いなし。
足元にはすべり止めもあり、フローリングを傷つけにくい構造となっています。
バウンサー リッチェル バウンシングシート おもちゃ付き R ラック・ハイローベッド&チェア Richell 仕様
- サイズ:W39×D70×H50〜63cm
- 折り畳み時サイズ:W39×D83.5×H10.5cm
- 重量:2.2㎏
- 素材:ポリエステル、スチール、ナイロン、他
- 耐荷重:13Kg以下
- 対象月齢:新生児-24ヶ月頃まで
- 3段階リクライニング:背もたれ角度 134度、140度、148度
カトージ KATOJI ベビーバウンサー&チェア bome(ボメ)
出典:楽天
メッシュのシートに金属フレームで軽量な、今はやりのバウンサーでは満足できないご家庭にお勧めしたいのが、カトージのおしゃれなバウンサー「ボメ(bome)」です。
タイで活躍し、数々の賞を受賞したデザインチームo.d.aが手掛けたこのバウンサーは「ザ・赤ちゃん用品」なイメージが強い一般的なバウンサーに比べ、おしゃれで大人っぽい、まるでロッキングチェアのような外見をしています。
なだらかな曲線を描く脚がゆらゆらと心地よく揺れ、赤ちゃんをリラックスさせてくれます。
カトージのボメはもちろん3段階のリクライニング機能付き、脚の固定ストッパー付きで誕生から3歳くらいまで、長く使用することができます。
心地よすぎて眠ってしまっても、綿100%のクッションシートとふかふかで肌触りの良いカバーマットで赤ちゃんの快適を守ります。
成長に合わせ取り外し可能な安全ベルトも便利ですよ。
カトージ KATOJI ベビーバウンサー&チェア bome(ボメ) 仕様
- サイズ:背もたれを起こした時 W45.5×D71×H68cm、背もたれを倒した時 W45.5×D85×H41cm
- 重量:約5.3㎏
- 素材:・本体 ブナ材
・ベースのクッション (表地)綿100%(中綿)ウレタン
・クッション (表地)ポリエステル100%(中綿)ウレタン - バウンサー対象月齢:生後0ヵ月〜体重15kg(3才頃)まで
- チェア対象月齢:ベルトを外して4歳頃まで使用可能
- 3段リクライニング:背もたれ角度 約110、135、160度
SmartAngel ベビーバウンサーライト
出典:楽天
バウンサーが欲しいけれど、あまり高いのはちょっと…とお悩みではありませんか?
SmartAngel ベビーバウンサーライトは激安ベビー用品で有名な西松屋が販売しているバウンサーです。
リーズナブルな価格ながら、機能は十分。
本体フレームを軽く持ち上げるだけで3段階のリクライニング調整ができるので、ねんねの姿勢でも使用可能。
首がすわる前の新生児でもバウンサーに乗ることができます。
肌触りの良いメッシュ生地で通気性もよく、折り畳みで収納も楽々です。
SmartAngel ベビーバウンサーライトを2台目のバウンサーとして購入する人も多いようですよ。
SmartAngel ベビーバウンサーライト 仕様
- 最大時サイズ:約W395×D665×H490mm(背もたれを一番起こした状態)
折りたたみ時サイズ:約W395×D805×H100mm - 重量:約2kg
- 素材:フレーム本体 鉄・ABS・POM、シートカバー ポリエステル・ゴム・POM
- 対象月齢:0~24ヶ月
- 適応体重:約13kg未満
- リクライニング:3段階調整
バウンサー nuna(ヌナ) LEAF Curv(リーフ カーブ)オーガニックマット 横揺れ
出典:楽天
ベビー用品で有名なカトージがおすすめしている、オランダのプレミアムブランドのバウンサーです。
nuna(ヌナ)はコロンとした丸みを帯びたデザインがかわいらしく、インテリアにこだわりがあるご家庭にもおすすめ。
ママの抱っこに近い横揺れを再現したバウンサーで、手で揺らすと2分ほどゆらゆらと動き続けます。
赤ちゃんに優しいオーガニック素材のシートは丸洗いOKでお手入れしやすく、全面メッシュなので通気性も抜群。
バウンサーには珍しく新生児から使用可能なだけでなく、横揺れ機能をロックすれば3歳頃まで使用可能なのもnuna(ヌナ)のおすすめポイントのひとつです。
バウンサー nuna(ヌナ) LEAF Curv(リーフ カーブ)オーガニックマット 横揺れ 仕様
- サイズ:幅71×奥行き75×高さ46cm
- 重量:約6.0kg
- 素材:ベース アルミニウム合金、シートフレーム スチール
- 対象月齢:0ヵ月~3歳頃(15kg)まで(横揺れ機能使用時)
- 耐荷重:60kgまで使用可(横揺れロック時)
- シート角度:150度
まとめ
バウンサーはゆりかごのようにゆらゆら揺れて、赤ちゃんをリラックスさせてくれるベビーチェアのことです。
首がすわってからの使用がすすめられていた商品ですが、最近人気のバウンサーはリクライニング機能が加えられ、赤ちゃんの首がすわる前でも使用できるようになりました。
赤ちゃん自身の動きやパパやママの手で動かしてあげることで、寝つきが良くなったとの口コミがあります。
また、バウンサーは軽量で折り畳みできる商品も多く、自宅のリビングやキッチン、脱衣所などなど様々な場所に運ぶこともできます。
ママがどうしてもすぐ抱っこできない時などに、目の離せない赤ちゃんを座らせて見守ることもできることから、ワンオペ育児や二人目三人目育児に奮闘するママの間でも人気を集めています。
現在、バウンサーは金属フレームでメッシュ素材のデザインが主流ですが、ふかふかのクッション製のマットであったり、フレームが木製でロッキングチェアのようなおしゃれなデザインだったり、横揺れが可能な商品であったりと様々な商品が登場しています。
一般的に使用期間が短いともいわれていましたが、脚を固定して揺れないようにしてチェアに変身することで長く使えるものもあります。
ママやパパの「ちょっと困った今手が離せない!」に応える便利なアイテム、それがバウンサーなのです。
是非一度試してみてくださいね。
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