今やベビーソファといえばこれ!と言っても過言ではないほど、赤ちゃんの椅子としてメジャーな商品となったバンボ(Bumbo)。
コロンとしたビジュアルとカラフルなカラーバリエーションが目を引くバンボは可愛らしくオシャレなので、育児中の人なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
ではバンボは何故ここまで小さな子どものいる家庭に支持され、頭ひとつ抜きん出たレビュー数と人気を集めているのでしょうか?
ここではそもそもバンボとはどのような商品なのか、いつまで使えるのかなど、メリットやデメリットも含めご紹介していきたいと思います。
バンボ(Bumbo)とは?
小さな子どもと一緒に生活しているパパやママなら誰しも、なかなか目の離せない赤ちゃんにドキドキはらはらしているのではないでしょうか?
そしてこの悩みは全国全世界共通。
バンボはおすわりが出来ない赤ちゃんをじっとさせておく方法はないかと悩む娘の悩みに答えるべく、南アフリカ共和国のおじいちゃんが作った娘と孫のための椅子。
まさに目の離せない赤ちゃんの安全を守る為に考えられた商品なのです。
長年の金型職人としてものづくり一筋でやってきたおじいちゃんは、試行錯誤のすえゾウの足のような安定感と安心感のある孫専用の椅子を作りあげました。
作ったおじいちゃんはこの椅子を「子守りイス」と呼んでいたそうです。
「子守りイス」はパパとママ、おじいちゃんおばあちゃんが安心して赤ちゃんを安心して見守れるだけでなく、赤ちゃん自身も早くから周りを見渡せ知的好奇心を満たせるようになるのも特徴です。
この「子守りイス」はその後「「Bumbo(バンボ)」と呼ばれ、世界中で愛されるベビーソファの代名詞と成長しました。
何故多くの家庭で選ばれる?その特徴とは
こだわり抜かれたバンボカーブと脚まわりの設計
赤ちゃんが座るとバンボオリジナルのバンボカーブが身体に沿ってお尻や背中を包み込み、慣れないおすわりもしっかりサポートします。
脚まわりもゆるゆると不安定にならないようにしっかり設計されているので、腰がすわる前の赤ちゃんでも正しい姿勢で座れます。
抜群の安定性とホールド力
好奇心旺盛な赤ちゃんの中にはなかなか落ち着いて座っていられず、イスから度々脱走してしまう子もいます。
バンボはどっしりとしたゾウの足のような丸い底面のおかげで抜群の安定感があり、柔らかく包み込まれるお尻の感触が心地よく感じる為他のイスよりもリラックスできる子どもが多いようです。
それでも脱走してしまう子には工具なしで取り付けられる専用の腰ベルトを使ってみて下さい。
赤ちゃんに優しく軽量な柔らか素材製
バンボはポリウレタンでできています。
かたいプラスチック製にくらべ柔らかいポリウレタン製なのは座っていて痛くなりにくいという理由だけではありません。
万が一ぶつかってしまっても柔らかく丸みを帯びたデザインのバンボは赤ちゃんが怪我をしにくく、細部まで安全に気を付けたデザインとなっています。
またポリウレタン製のバンボは僅か1.2kgと軽量なのもポイント。
どんな場所にも運びやすいバンボは自宅のリビングだけでなく、帰省時に持参する人もいるそうですよ。
丸洗いOKで毎日清潔
実際に使っているママの口コミによくあるポイントのひとつに「丸洗いできる」があります。
バンボに座る頃といえば、ちょうど何にでも興味をもって汚してしまいがちな時期でもあります。
離乳食の食べこぼし、落書きしてしまうこともあるでしょう。
バンボに座ったままおもらしをして汚してしまうこともよくあるそうです。
特殊加工が施されたバンボはサッと拭き取るだけでお手入れOKなのですが、拭き取れない汚れは洗剤をつけて丸洗いしても大丈夫。
バンボはとっても軽いので、女性1人でもお風呂場や洗面所に持ち込むのも楽々です。
首がすわった3ヶ月頃から使える
ベビーチェアは一般的に腰のすわった時期からの使用を推奨しています。
しかしバンボは首がすわってから、早ければ生後3ヶ月には使用することが出来ます。
お尻と腰に沿ってすっぽりと包み込むバンボは腰のすわっていない赤ちゃんのおすわりをしっかりサポートしてくれるからです。
でも、腰や背骨に負担がかかるのでは…と心配にもなってしまいますよね。
バンボは身体の負担を考え設計されているのでそれほど深刻な問題はないと言えますが、腰がすわる前の赤ちゃんをバンボに長時間座らせておくのは控えて下さい。
これはバンボを使用するしないに関わらず、赤ちゃんを長い時間同じ体勢にしておくことを避けたほうが良いからです。
バンボの対象月齢は14ヶ月くらいまで。
身長の大きい子、成長の早い子はあっという間に使用出来なくなってしまうといった口コミもありますが、わずかな短期間とはいえバンボに座っている間大人の手が空くことを考えればそれほど大きなデメリットではな
いかもしれません。
成長と共に脚周りが狭くなってくることもありますが、ハイハイを始めて脚がスッキリした頃にまた試してみて下さい。
バンボの注意点とは
首が座る前に使わない・座っている間は目を離さない
バンボは赤ちゃんの首がすわってから使用して下さい。
首がすわった後も長時間の使用は避けましょう。
また、時間で判断するのではなく赤ちゃんの様子をよく見て使用して下さい。
機嫌良く座っているか、苦しそうにしていないか、頭が落ち込んでしまっていないかなどもチェックしましょう。
例え赤ちゃんが機嫌良くしていても、前のめりの体勢のままでいるとお腹を圧迫してしまい良くありません。
ずっと同じ姿勢のままでいることは避け、目を離さないようにして下さいね。
お風呂での使用はNG
バンボの口コミでよく見かけるものとして「お風呂用のイスとして便利」があります。
短期間しか使用出来ない乳幼児専用のお風呂のイスを買うのは、確かに少々不経済に感じてしまいますよね。
バンボは防水性が高く速乾性もあるので確かにお風呂のイスとしても便利ですが、公式サイトによると、お風呂や水辺は滑る可能性があるので使用しないようにとの回答があります。
しかし脱衣所にバンボを持ち込み座らせている間にパパやママが入浴するなどの工夫でも、十分便利だと思いますよ。
イスや台の上での使用はNG
ベビー用のハイチェアを購入せず、大人用のイスや台にのせてバンボを使用するのもやめて下さい。
バンボはがっちり赤ちゃんを拘束するものではないので、床の上だとしても赤ちゃんの思わぬ動きで転倒してしまうことがあります。
それがイスや台の上だったら?考えるだけでぞっとしてしまいますね。
バンボをイスの上で使用する時は「マルチシート」を使用して下さい。
https://item.rakuten.co.jp/z-mall/7701-0002/
マルチシートは取り外しのできるクッションシートと台座が別になった新しいバンボです。
こちらは腰のすわった6ヶ月から36ヶ月頃までと長く使用することが出来る上、イスに固定出来るベルトが付属しています。
他にも乗り物の中、滑りやすい床や斜面、階段や掘りごたつなどの段差、火気・ストーブの近く、ブラインドやカーテンの側での使用も止めましょう。
テーブルや専用バッグなど付属品の有無
バンボ専用バッグは持ち運ぶことがなければあまり必要ないかもしれませんし、床に置き腰ベルトを外して使用する家庭も多いようなので不要とする口コミも珍しくありません。
テーブルの有無の必要性については使い方にもよります。
離乳食を始めた頃なら食べ物や飲み物を置いて食事の時にバンボを使用することもできます。
食事中立ち歩いてしまうお子さんは、テーブルを付けることでなかなか抜け出せなくなるとの口コミもあります。
こういったテーブル等の付属品は後から買い足すこともできます。
また、付属品の有無で値段が変わります。
一度に購入する、需要に応じて買い足していく、家庭とその状況によって購入する商品を確認すると良いでしょう。
バンボの商品はこちら
バンボ ベビーソファ 【腰ベルト付き】
出典:楽天
対象月齢:首がすわる頃-14ヵ月
適応体重:約10kgまで
別売りのプレートレイを設置可能。
バンボ ベビーソファ【腰ベルト・テーブル付き】
出典:楽天
対象月齢:首がすわる頃-14ヵ月
適応体重:約10kgまで
付属品:専用トレイ
バンボ ベビーチェア マルチシート【テーブル付き】
出典:楽天
大人気バンボの新シリーズ。
床に置いて使うだけではなく、大人用椅子に固定出来るベルトが付いているので、成長やシーンに合わせて長く使える商品です。
取り外し可能な専用トレイ付きなので、テーブルが必要な食事の時などはとても便利です。
また、取り外したテーブルは、背もたれ部分に簡単取り付けられるので、場所も取りません。
対象月齢:支えなして座れるようになった6か月頃~3歳まで
適応体重:15kgまで
まとめ
バンボは南アフリカのおじいちゃんが考えて作り出したベビーソファの人気商品です。
柔らかな座りごこちやどっしりとした安定感から赤ちゃんがリラックスして座ることが出来ます。
また首がすわった3ヶ月頃から14ヶ月くらいまで使用できる(赤ちゃんの成長により、使用開始時期や使用可能期間にズレが生じます)ので、目の離せないお子さんから一時的でも手を離せるのもあって、世界中のパパやママから大変な支持を受けています。
軽くて扱いやすく、防水性・速乾性が高いポリウレタン製で汚れても丸洗い出来るのが嬉しいですね。
現在、オーソドックスなバンボの他にもイスの上で使用できるマルチシートなど用途や生活スタイルに合わせ選べるようになりました。
付属品のテーブルがあると離乳食を始めたときにも便利なので、必要に応じて買い足していくのもおすすめですよ。
カラフルなカラーバリエーションがあり、子どもの好きな色にしたりインテリアに合わせたりなどで楽しむこともできるので、是非チェックしてみて下さいね。
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