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ペットと赤ちゃんが一緒に暮らす時に注意しておきたい4つのポイント~A子さん家のルール~

投稿日:2017年9月18日 更新日:

これは友達から聞いた話になります。

ここではA子とさせていただきます。

A子は子供が生まれるまで、夫とは別々に生活していました。

夫は大の愛犬家で、毛足の長いキャバリアをまるで我が子のように可愛がり、アパートで一緒に生活していたそうです。

一方、A子は室内でペットを飼ったことがありませんでした。

価値観が全く違う2人が、一緒に住むことに大丈夫かなと心配していました。

しかしながらA子本人は、子供が生まれてから新しい家で3人と1匹で暮らすことは、ほとんど気にしていませんでした。

そんなA子でしたが、やはり実際に一緒に暮らすことになると、価値観の違いにすごく驚いたそうです。

まるでキャバリアを家族のように扱う夫は、犬が家中を自由にあちこち動き回れるようにしていたのですが、A子は生まれたばかりの赤ちゃんに何かあってはと気が気ではありませんでした。

そこで夫に気になることを正直に話し、赤ちゃんとペットが一緒に暮らすためのルールを作ったそうです。

ペットと赤ちゃんが一緒に暮らすご家庭にとって、気をつけなければならない注意点として、とても役に立つなと思いました。

A子が、「赤ちゃんとペットが、一緒に暮らす時に気をつけなければならない」と感じたことについて簡単にまとめたいと思います。

ペットと赤ちゃんが一緒に暮らす時に注意しておきたい4つのポイント

犬のシャンプーは2週間に1度する。生乾きにならないようにしっかりと乾かす

室内で飼うためには、やはり屋外よりも毛の清潔を保たなければなりません。

ペットの毛はダニがいたりアレルギーや喘息などの原因にもなりますので、赤ちゃんのいる家庭は特にペットの清潔を保つことは大切なことだと思います。

シャンプー後に毛を生乾きにすると、雑菌がわきやすくなるためしっかりと乾かすそうです。

A子の家では、なんとヘアドライヤーの代わりに布団乾燥機を使っているそうです。

布団乾燥機はドライヤーよりも音や熱が優しいため、犬が暴れることなくしっかり毛を乾かすことができるそうです。

またドライヤーと違い両手が自由に使えるため、後ろからワンコを抱え込み犬も人も癒されるそうです。

ご家庭で犬のシャンプーをされる方は、ぜひ1度真似してみてください。

犬が自由にできるスペースを決める

一緒に住むようになってすぐの頃は、ペットの場所がなくあちこちどこでも移動できる状況だったそうです。

ひどい時には台所で炊飯器の蓋を開けていたり、置いてあったパンの袋を破りパンを食べたりと、毎日が驚きの連続だったそうです。

玄関から続く廊下のスペースが広かったため、赤ちゃん用の柵を使いペットの居住スペースを作りました。

最初の頃はとても寂しがり一日中吠えていましたが、次第にそのスペースを気に入ってもらい、キャバリアはゆったりとリラックスして過ごすようになったそうです。

寂しくないように声かけをしっかりと行いました。

自由に動き回るようにしていた時は赤ちゃんと犬から目が離せなかったそうですが、犬専用のスペースを作ることで、A子は赤ちゃんと犬の両方を見ながら家事ができるようになったそうです。

外に散歩に行った後は手足を洗い乾かす

室内犬であっても、外に散歩に行くご家庭は注意しなければならないことがあります。

草むらは雨で湿っているので家に戻る頃には、手足が泥だらけになっていました。

湿った草むらは小さな虫やダニの温床になっています。

小さな虫やダニがついていることがあるので、玄関にタオルを置いておき浴室まで連れていき、手足を綺麗に洗うことをおすすめします。

夜一緒の布団で寝ない

A子が一番恐れていたのはやはりダニとのことでした。

どんなにシャンプーをこまめにしても、どうしてもダニを全部取り除くことはできません。

赤ちゃんも一緒に寝ていたので、けじめとして犬には専用のスペースで寝てもらうことにしたそうです。

どんなに大人しく利口な犬でも何が起きるか分かりません。

赤ちゃんも無意識で犬を傷つけることもあります。

赤ちゃんと犬が一緒に仲良く暮らすためには、ある程度の距離感がとても大切だと思います。

まとめ

A子と出会う8年前から家族として犬と生活してきた夫とは、最初かなり価値観の違いでぶつかり合い離婚寸前まで緊張状態が続いた時期もあったそうです。

夜中寂しくて鳴いて呼ぶ犬にたまりかね夫が布団に連れてくることもありましたが、A子はどうしても我慢できませんでした。

ルールを守ってくれなければ離婚するというところまでいきましたが、結局夫が折れる形になったそうです。

A子の家庭で起こったこの問題は、ペットのいる家庭ではいつでも起こりうる非常にナイーブな問題だと思います。

しつけがきちんと出来ている犬ならば、ここまで徹底してルールを作らなくても良いのかもしれません。

しかし赤ちゃんのいるご家庭は特に真剣に考えなければならない問題だと思います。

この話を参考にして今一度ペットと赤ちゃんが一緒に暮らす時に気をつけたいことについて考えていただけたらなと思います。

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