子育てをするまでは、風邪を引かないように気を付けていましたが、ここまで慎重に予防したりすることはありませんでした。
それでも、いざ我が子の初めてのお熱に戸惑い、あたふたとしてしまいます。
そんな風邪にもたくさんの種類があります。
赤ちゃんの機嫌が良いか悪いか、母乳やミルクを飲めてるか、泣いてる時涙はしっかり出るか、など風邪の時には赤ちゃんの様子をいつも以上に気にかけましょう。
赤ちゃんの風邪
突発性発疹
赤ちゃんの最初のお熱に多いのが、突発性発疹です。
別名『不機嫌熱』と呼ばれるほど、赤ちゃんがものすごく不機嫌になりやすい風邪なんです。(個人差もあります)
赤ちゃんが高熱、そして不機嫌になってしまうので「お熱がしんどいのかな?」「大丈夫かな?」と心配してしまいます。
そして、熱がひくにつれて赤い発疹が出てきます。
発疹がでてくるとベテランママさんは、「だから不機嫌だったのね!」と安心する方も多いのではありませんか?
不機嫌でも他の病気の場合もあるので、自己診断は避けた方が良いですが参考までに。
赤ちゃんの胃腸風邪
赤ちゃんがミルクを飲むたびに嘔吐、そして下痢。
そのような症状には、胃腸風邪、ロタウイルスなどが多いです。
微熱や場合によっては高熱もあり、とにかく嘔吐下痢。
一口飲んでも嘔吐、飲んでも嘔吐を繰り返します。
それでも脱水症状にならないように、赤ちゃんに必死に飲ませてしまおうとしますが、胃腸風邪の場合は飲ませる事にも注意が必要です。
一気に飲んでしまうと、やはり嘔吐してしまいます。
赤ちゃんの体力では、嘔吐はものすごく辛く身体的精神的にも大変です。
その為一気に飲まさずに、ますはスプーン1杯程度を飲ませてみて様子をみるのも大事です。
嘔吐しなければ、スプーン1杯をこまめにあげます。
食事をあげてしまうと、それもまた嘔吐の時に気管などを傷付けてしまいます。
食事は12時間は避けるのも良いでしょう。(脱水症状など個人差もありますので担当医師に従いましょう)
胃腸風邪はウイルス感染で感染力がすごく強く、嘔吐や下痢を処理しているお母さんやお父さんが同時に感染してしまう事が多いです。
空気感染もあるので、必ず手洗い消毒など心がけましょう。
兄弟が多いと兄弟間で移し合いなかなか完治しない、という事も多いです。
嘔吐が治っても安心していられません。
下痢だけでも、ものすごい感染力です。
下痢が1週間続く事もありますので、脱水症状などにならないようにこちらも注意が必要です。
治ったと思い刺激の強いものを食べると、ぶり返してしまったり弱っている胃腸にもやはり悪いので気をつけましょう。
医師から処方された整腸剤を、途中で辞めず飲み続ける事が大事です。
赤ちゃんや子供が下痢止めなどを飲んでしまうと菌をお腹に溜めてしまう事になるので、医師から処方される以外に飲むのは避けましょう。
夏風邪
夏風邪にもたくさん種類があります。
プール熱、ヘルパンギーナや手足口病など・・・。
どれも、感染力が高い風邪です。
子供の風邪でしょ?と油断していたら、大人も痛い目に合ってしまいます。
手足口病はその名の通り、手足口などに赤いぶつぶつができます。
ひどい時は食事も出来ない、ミルクも飲まないくらいひどい口内炎などになってしまいます。
もちろん大人も感染します。
ヘルパンギーナも喉の風邪です。
高熱や飲み込むのが痛かったり赤ちゃんもものすごく辛いですが、看病している方も辛く気が滅入ってしまいます。
赤ちゃんや子供は大人が思うよりも重症化しやすいので、必ず医師の診断を受け従いましょう。
もしそれでも治らない場合は、もう一度病院にいきましょう。
病院を思い切って変えてみるのも手です。
熱性痙攣も怖いです。
高熱ではなくても、微熱から少し上がるときに1番痙攣しやすいです。
一度なってしまうと癖になりやすいので、注意が必要です。
冷静に対処する事を心掛けても、やはり難しいです。
焦ってしまい子供を揺さぶったりはせずに、まずは時計を見て何分痙攣してるか、嘔吐はしてないかなどしっかり注意しましょう。
嘔吐している場合は、横向けに寝かし口の中の物を喉に詰まらせないようにしましょう。
まとめ
嘔吐物があったら窒息の心配などもあるので、まずは各自治体のこどもの救急、救急相談センターなどに電話をして症状を確認しましょう。
熱があっても機嫌がいいなら、そんなに心配ありませんが、熱もないのにぐったりしているときは、重い病気の可能性もあります。
あれこれ迷って調べても、らちが明きません。
心配なら、すぐに病院に行って診察を受けましょう。