6月の初めの週末に家族でフリーマーケットに参加してきました。
スタジアム横の駐車場での出店だったので日影がなく、30度越えのお天気でとても暑い1日でした。
次の日、家族みんなで「日焼けしちゃったね~」と話しながら、腕の日焼けの色を比べていると、下の子の腕に小さなブツブツが出来ているのを発見。
あせもかな?と思いましたが、念のため皮膚科を受診しました。
下の子は元々肌が強い方ではないのですが、皮膚科の先生には「急に強い紫外線を浴びて出た、一時的な蕁麻疹のようなもの」と言われました。
塗り薬をもらい、1週間ほどで症状も治まりました。
真夏ではなくても日差しの強い日には紫外線対策をしなくては行けないんだなぁと反省。。。
デリケートな子供の肌、日焼け止めはどういうものを選んだらいいのか、普段のスキンケアで気を付ける事はどんなことなのか、気になりますよね。
紫外線は健康に悪いものとばかり思いがちですが、良い面もあるんです。
健康のためにはある程度の日光浴は必要だと聞いたことがあります。
でも子供の場合はどのくらい紫外線をカットすればいいのか、加減が分からないですよね。
子供の頃に浴びた紫外線が原因で、将来肌トラブルが起きたらどうしよう?・・・という心配もあります。
紫外線の良い面・悪い面、両方を知り上手に付き合っていきましょう。
赤ちゃんの紫外線対策
紫外線対策はいつから始めたらいいの?
生後3ヶ月を過ぎ、赤ちゃんの首も座って外気浴がだんだん慣れてくると、いよいよお散歩を楽しみたい頃になります。
車に乗ってショッピングモールにでかけたり、公園をベビーカーに乗ってお散歩したり成長するにつれ太陽を浴びる機会がどんどん増えていきます。
この辺りから直接日光に触れる機会が増えてきますよね。
そろそろ紫外線対策が必要になってくる頃です。
子供の頃に浴びた紫外線が蓄積されて将来シミの原因になるのかは、ハッキリと証明されていないそうです。
しかし、18歳くらいまでの時期に障害浴びる紫外線の半分くらいを浴びてしまうと言われています。
紫外線対策って・・・そもそも紫外線の何が悪いの?
紫外線は太陽の光の一つです。
太陽の光には、目に見える“可視光線”と、目に見えない“赤外線・紫外線”が含まれています。
これは波長による違いなのですが、目に見える“可視光線”よりも、波長が短くエネルギーの高い“紫外線”を浴びすぎると健康にも影響があるそうです。
例えば紫外線を繰り返し浴びることは、シミ・しわ・免疫力低下・良性や悪性の皮膚の腫瘍・目の白内障など・・・の原因などでも知られています。
紫外線を浴びるメリットもある!子供の骨を丈夫にしてくれる?
ビタミンDという人間にとってとても大切な栄養素があるのを知っていますか?
ビタミンDはカルシウムが体内に吸収されるのを助ける役割をします。
しかしこのビタミンDが不足すると、体はカルシウム不足になり、骨のカルシウムを溶かして補おうとするのです。
そうすると骨が脆くなってしまいます。
所謂くる病(カルシウム不足による骨格異常。主な症状としてO脚など)や、骨軟化症などに繋がってしまう可能性も。
ビタミンDは食事から摂るのと、皮膚から合成するのと、2つの経路で作られているため両方摂ればいいのです。
しかし食物アレルギーがあったりして十分にビタミンDを食事から摂れない場合もありますよね。
その分紫外線から(皮膚から)合成して補わなくてはならないので、紫外線にある程度当たることが大事なんです。
ちなみにビタミンDを含む食品・・・椎茸などのキノコ類、しらす・鮭・うなぎなどの魚類に多く含まれています。
紫外線にある程度当たることも大事・・・ある程度とは?
どのくらい紫外線に当たったら良いかというのは、住んでいる地域・季節・時間帯・肌のタイプなどでも違うので一概には言えないです。
一つの目安として、真夏の8月の東京で正午(一番紫外線の多い時間帯)に、半袖を着て顔と両腕を露出して太陽に当たったとしたら、3分くらい当たれば1日に必要なビタミンDは作られると言われているそうです。
また真冬の1月の東京で、長袖を着て顔と手だけを露出して太陽に当たったとしたら、50分は必要とされているそうです。
まだ子供があんよの出来ない小さいうちは、日当たりの良い窓辺でひなたぼっこをするだけでも十分です。
赤ちゃんの時から紫外線対策・・・どんなことに気を付ければいいの?
まずは帽子を被せたり、日焼け止めを塗ったり、車の窓に紫外線フィルムを貼ったりして(取り外しができるタイプもあります)、赤ちゃんを紫外線から守ってあげましょう。
日焼けで肌がすぐ赤くなってしまうようなタイプの子供には、真夏でも薄手の長袖を着せたり、お昼の時間帯を避けて外出するなどして対策するのがおすすめです。
赤ちゃんの皮膚は触ると分かるように大人よりも薄いですよね。
肌の厚みは大人の肌の3分の1です。
冬にほっぺたが真っ赤になるのは、皮膚が薄くて弱いからなんです。
日焼けどめを使うときは赤ちゃん専用の、肌への負担が少ないものを使用しましょう。
日焼け止めクリームの選び方は?肌への影響は?
うちの子は帽子を被せてあげても、すぐに自分で取ってしまうことが多くとても困りました。
一日中お外でレジャーに出かける時や、夏の強い日差しの時は日焼け止めクリームを塗るように心掛けました。
しかし日焼け止めクリームとはそもそも肌に良い物というよりも、紫外線を防ぐために作られているので、人によってはかぶれたり肌トラブルが出ることがあるので気を付けなければなりません。
下の子は少し肌がデリケートで、アトピー性皮膚炎があるので、普段使っている保湿剤の上から日焼け止めクリームを塗っています。
それと一度塗ったらしっかりと洗い流す事が大切です。
洗い残したものが原因でかぶれの症状や赤みが出ることがあるからです。
赤ちゃん用・子供用・アレルギーテスト済・パッチテスト済、などと書かれている日焼け止めクリームを選ぶのがおすすめです。
日焼け止めクリーム、塗り方のコツは?
私は最初の頃はいきなり子供のお顔にベターっと塗っていたのですが(大雑把なせいかくなので・・・)、何度か目に入りそうになって危なかったです。
手のひらに日焼け止めクリームを適量出して、チョンチョンと子供の顔に置いていき、まんべんなくムラの無いように塗っていきます。
出来ればそれを二回やりましょう。
一回だとどうしてもムラになってしまうし、薄すぎてしまうそうです。
そうそう、私はよく耳や首に塗るのを忘れてしまっていたので、気を付けてくださいね。
SPFやPA値の高い日焼け止めクリームでも、汗で流れてしまったり、子供が擦って取れてしまったりするので、2時間経ったら塗りなおすのがおすすめです。
おすすめの赤ちゃん専用の日焼け止め3選
ママバターUVケアミスト
化合物を含まないノンケミカルのミストタイプの日焼けどめです。
天然シアバターが配合されていて保湿効果もあります。
肌負担が少ないので赤ちゃんにおすすめの日焼けどめです。
嬉しいことにハーブが配合されているため虫除け効果もあるそうです。
夏場や行楽にもってこいですね。
マミーUVマイルドジェルN
オレンジ色のポップなカラーとかわいい熊のボトルが目を引くジェルタイプの日焼け止めです。
ジェルタイプなのでさっぱりとした塗り心地です。
成分の90%が食品成分でできています。
とても肌に優しい安心できる日焼けどめです。
花王 ニベアサン プロテクトウォーター ジェル こども用
皆から愛されている王道、安心の花王ニベアサンシリーズです。
大人用日焼けどめシリーズも大人気です。
なんといってもコスパに注目!使い心地はトロリとした乳液とジェルの中間のようです。
大人には大人用、赤ちゃんには赤ちゃん専用の日焼けどめを使って紫外線対策をしてあげましょう。
まとめ
今日では、ますます紫外線の危険は高まるばかりです。
強い紫外線はしっかり防いで、健康的に太陽の光を浴びるようにしましょう。
赤ちゃんは自分では、まだ何もできません。
ママがこまめに気を付けていれば、紫外線対策はできます。
今日からでも、赤ちゃんの紫外線対策始めてみませんか?
紫外線対策にはこんなグッズもおすすめです。