ふと街中を歩いている時、音楽教室の看板にリトミックと、書いてあるのを見かけたことがある人も多いと思います。
音楽に関係のある何かだとはすぐにわかりますが、それがいったい何なのか知っている人はいますか?
ベビーリトミックとは、乳児に対する音楽療法の事をいい、手遊びや読み聞かせ等と同様、まだ表現の仕方の少ない赤ちゃんと、周囲へのコミュニケーションをとる方法なんです。
えっそうなの?と、今まで知らなかったママも、知っていたママさんもベビーリトミックの効果を再確認してみましょう。
ベビーリトミックとは
どんな効果があるの?
生後間もなくして五感である視界や聴覚が発達し、生活音に興味を示しだす赤ちゃん。
ママの声や、普段生活のにある当たり前の音(水を流す音、洗濯の音、掃除機の音等)は、赤ちゃんにとっては感情を育む為の必須アイテムなんです。
また大人とは違い、床に近い場所で過ごす事の多い赤ちゃんにとっては、私達が当たり前に過ごしてる音も大きく怖く感じたり嬉しく感じたりしているんです。
ベビーリトミックは、そんな音に感情を通わす赤ちゃんが、色んな音に合わせて体を動かしたり、楽器を持って音を鳴らしてみたりすることで、聞くこと・表現すること・感じることを育むことを目的にしてます。
ベビーリトミックを始める時期は?
ベビーリトミックには、この時期に始めなければ意味がないという時期はないんです。
主に乳時期である0歳から2歳半の赤ちゃんと、どう接していいかわからないママさん達が、普段の生活の中でも赤ちゃんと楽しめる時間を作れるように始めることが多いです。
また、その時期の赤ちゃんの表現する力を伸ばしてあげるという意味も込めて、乳児期に始めることが注目されてます。
ベビーリトミックってどんな事をするの?
音楽や音を使い、身体を動かし表現します。
例えば、曲に合わせて手遊びを楽しんだり、曲に合わせて体操をしてみたり、音とともに体を動かすことをします。
曲に合わせられなくても、自由に楽器を鳴らしたって良いんです。
楽しみながら表現する事が大事なんです。
乳幼児時期になぜ必要なの?
大人である私たちにも不愉快な音や、気持ちが穏やかになる曲ってありませんか?
視覚が未発達の赤ちゃんにとってみれば、与えられている環境の中に音は、すべて興味を示す音なんです。
お腹の中から聞いていた音には、穏やかな表情になりますよね。
例えば羊水の中で聞こえた水の音やママの声は、お腹の中から出た後でも聞くことがあるので、不愉快に感じることも少ないと言われています。
しかし、おなかの中で聞こえた音以外の音を聞くと、何の音なのかわからず泣き出してしまう赤ちゃんも少なくはないようなんです。
更にそれを見て、赤ちゃんが何で泣いてるかわからず、悲しくなってしまう新米ママさん達もいるんです。
そんな赤ちゃんやママさん達に同じ音を共有し遊ぶ事で、コミュニケーション能力が伸び、普段の生活の中でもなぜどうして?を減らしてあげられた良いと思いませんか?
ベビーリトミックは、子育てのポイントや楽しみ方を親子で覚える事ができる事も注目されているんです。
ベビーリトミック 年齢別でどんな事をやっているのかな?
0歳のベビーリトミック
0歳では、ママさん達の馴染みのある歌を使い手遊びの様に触れ合いながら遊びを楽しみます。
他にも、生活音にどんなものがあるかを聴かせることで、赤ちゃんに話しかけます。
例えば、掃除機をかける音。
「ブイーンとすると、お部屋ピッカピカ気持ちいいねー。」
と音に対しての声掛けに、ママが気づき、話しかける事ができますよね。
1歳のベビーリトミック
1歳では、手を伸ばしたり、握ったりして、視野が広がり始めた赤ちゃんに、音を出す楽しさを教えます。
そうすると子供は「これ、触ったらどんな音がするのかな?」ってワクワクしたり、自分で出した音にびっくりしたりします。
そんな中で、周囲は赤ちゃんに対して発見や成長を感じる事ができますよね。
2歳のベビーリトミック
2歳では、自我が目覚め、表現する事をできる様になってくる頃です。
音楽の中にある言葉を覚えたり、名前に音をつけて何度も聞くことで、子供自身が自分の名前の大切さを学んだりします。
音の強弱を覚えるために、太鼓やタンバリンなどをって喜怒哀楽を表現したりもします。
そうすると、お母さん達の指示やお話が理解しやすくなり、互いのストレス軽減にもつながると思います。
ベビーリトミックは何処でやれるの?室内?室外?
ベビーリトミックをするのには、特に場所は選びません。
街角でみかけた音楽教室である必要はないんです。
DVDも販売されているので、梅雨時期や療養中でも、自宅で楽しむことができます。
また、ピアノや、音楽を学ばせたいと思っているお母さん達には、そのステップとして利用される方も多いです。
そのため、音楽教室を利用する方もいます。
最後に。。。
子供の将来を考え何か始めたいと思われるご家族さまへ。
乳幼児時期は吸収力が凄くあります。
表現の仕方は個々で違うけれど、子供の笑顔って、みんなを和ませることの出来る魔法の表現ですよね。
五感を鍛えることは、年齢に関係なく大切にしていきたいですね。
子供の表現力を育てる、ベビーリトミックはおすすめです。
先輩ママの体験談
※ベビーリトミックについての体験談を募集し、お寄せいただいたものです。
あくまで個人の感想であり効果・効能を示すものではありません。
※ベビーリトミックについての体験談を募集し、お寄せいただいたものです。
あくまで個人の感想であり効果・効能を示すものではありません。
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