赤ちゃんが飲みたい時に、特に準備もなくさっと飲ませることができるのが母乳育児の最大のメリットですよね。
しかし、その「飲みたい時」はいついかなる時かわかりませんし、飲ませる時に人目があったとしたら、胸元をさらすことになるのだし、ちょっと恥ずかしいな・・・と思うママがいるのも当然ですよね。
そんな時便利なのが今回ご紹介する「授乳ケープ」です。
最近様々な場所で増えてきた便利な授乳室でも、この授乳ケープがあるととっても心強いんですよ。
ここではそんな「無くてもいいけどあるととっても便利な授乳ケープ」について、おすすめ商品を交えてご紹介していきましょう。
授乳ケープとは?
出典:楽天
授乳ケープとは、ママが赤ちゃんに授乳をする際着用して授乳中に胸元を他人に見られないように隠してくれるケープのことを言います。
授乳ケープにはループに頭を通して胸元を隠すエプロン型、肩から掛けて360度隠してしまえるポンチョ型、カーディガンやストールのような形状のものなどがあり、好みや使いやすさに合わせて選ぶことができます。
また、授乳のためだけに使えるものやデザインによっては卒乳後も普段着として着用できるものもあり、最近ではとてもバリエーションが豊かになりました。
なお、着用するのはママですが赤ちゃんの肌に触れるものでもあるので、汚してもお洗濯ができる衛生的に安心な素材のものや、赤ちゃんのデリケートなお肌に優しく、通気性のよい素材であると安心です。
メリットいっぱい!授乳ケープの活躍シーンとは
授乳ケープはどんなときにあると便利でしょうか?
活躍できそうなシーンをいくつか考えてみました。
①授乳室が混雑しているとき
最近では広い部屋に座席が置いてある授乳室だけでなく、個室を完備している授乳室が増えてきました。
カーテンなどで仕切られた人目のない授乳室では、授乳ケープを使用することなく安心して授乳することができますが、授乳室を必要とする赤ちゃんは我が子だけではありません。
そんな時授乳ケープがあれば、赤ちゃんを待たせることなく空いた席でサッと授乳を済ませることができます。
そもそも授乳室がない場合でも、授乳ケープがあれば授乳における心のハードルがぐっと下がるでしょう。
②野外へのお出かけや車の中での授乳時に安心
車でのお出かけや公園などの野外へのお出かけでも、どこでも授乳できる授乳ケープがあると安心ですよね。
特に車の中なら大丈夫…と思ってケープなしで授乳をしているママもいるかもしれませんが、四方がガラスの車内は意外と覗かれてしまいやすいもの。
授乳ケープは無防備になってしまいがちな授乳中をしっかりガードしてくれます。
③来客中、訪問中、外出先の飲食店でも活躍
ファミレスやカフェでのお茶の最中、実家への訪問、お客様を招いたり招かれたりした時も、授乳ケープがあれば便利です。
授乳のための別室を用意してもらう必要がありませんし、ママが席を外すことなく対応ができます。
なお、ファミレスやカフェなどで使用する時はその場の雰囲気を見てマナーを守って使用しましょう。
奥の席や壁際の席であれば目立たず使用できるでしょう。
お店側に事前に声をかけて確認しておくのも良いかもしれませんね。
④長時間の乗り物での移動中に
授乳が必要な時期にはできるだけ長時間の移動は避けたいもの。
ですが全部避ける、断ることはなかなかできませんし、赤ちゃんを連れてのレジャーを楽しみたいのも本音ですよね。
でも混雑する新幹線などで授乳ができる場所まで泣いている赤ちゃんを連れて移動するのは、ママだって大変です。
そんな時授乳ケープがあれば、移動することなく自分の座席でさっと授乳することができますよ。
授乳ケープの種類
では、ここまでを踏まえたうえで授乳ケープの種類についておさらいしてみましょう。
人気の授乳ケープのタイプには大きく分けて3つあります。
エプロン型
まずエプロン型。
その名の通りエプロンのように首から掛けるタイプの授乳ケープです。
首元にワイヤーが入っており、授乳中の赤ちゃんをママが確認できるのが特徴です。
ポンチョ型
次に多いのがポンチョ型。
ママの頭を出して首から下がすっぽりかぶってしまうので、周囲の視線もがっちりガード。
授乳の時にのみかぶるものだけでなく、アウター感覚で身に着けたままでいられるデザインのものも登場しています。
ストール型
次に多いのがストール型。
ママが首に巻いたり、赤ちゃんのおくるみやブランケットとしても使用し、授乳が必要になったらサッとかぶって授乳ケープに早変わり。
授乳時はボタンなどを留めて使うアイテムが多いので、普通のストールで代用するよりぐっと安心感がありますね。
人気の授乳ケープ おすすめ6選
SWEET MOMMY 授乳ケープ
出典:楽天
使ったことがない授乳ケープをインターネットで購入するとき、どんなことが気になりますか?
赤ちゃんとママと一緒にかぶった時のサイズ感はどうなのか、生地の肌ざわりや透け感はどうなのか?
そんなお悩みをまとめて解消するのがSWEET MOMMYの授乳ケープなんです。
楽天ランキングで第一位を獲得したこともある大人気商品で、サイズの小ささなんて心配ご無用。
こちらの商品は上半身をすっぽり覆う大判サイズが意匠登録されています。
授乳ケープは約60センチ×約80センチくらいのサイズが一般的なのですが、こちらの授乳ケープは71センチ×112センチと大判なので人目を気にせず使えます。
大きめベビーも安心のしっかりサイズで使用しないときは赤ちゃんのブランケットにも使用できます。
素材にももちろんこだわりがあり、薄手で凸凹とした肌や顔に張り付きにくいシアサッカー素材、こだわりのコットン刺繍、上品なシルケット加工など、オールシーズン使用できるアイテムのほか、オーガニックコットン100%の裏地が温かい秋冬向けの商品まで、かゆいところに手が届くラインナップも大人気。
首元に入ったワイヤーが胸元をガードしつつ、授乳しているお子さんの顔もしっかり見ることができます。
付属の巾着に入れてコンパクトに持ち運びが可能。
大切な赤ちゃんが使用するアイテムだからこそ、信頼のおける日本最大の検品会社で全量検品も行っており、品質チェック面でも信頼できますね。
上品なデザインに高い機能性が評価され、贈り物にもおすすめな授乳ケープです。
赤ちゃんの顔が見えて安心!授乳ケープ
出典:楽天
付属の袋に小さくたたんで収納可能、リーズナブルなエプロンタイプの授乳ケープとして大人気なのかこちらの商品です。
コンパクトなのに首元にはワイヤーが入っているしっかりとした作りも人気の理由で、赤ちゃんの顔を見ながら授乳することができますよ。
首元のストラップで長さの調節も可能。
授乳していない時はブランケットや日よけとして使用できます。
サイズは約100センチ×約70センチとやや大きめ。
素材はコットンかガーゼかで選ぶことができます。
なお、ガーゼタイプは小鳥柄のみコットンガーゼでそれ以外はバンブーファイバー製となります。
バンブーファイバーとは、農薬や科学肥料なしで自然に自生している竹を原料としており最近話題になっている新素材です。
やわらかカットソー授乳ケープ(授乳カバー・授乳ポンチョ)
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赤ちゃんにも優しい、柔らかなカットソー素材が魅力の授乳ケープです。
エプロン型などと違い、頭からかぶってしっかり360度カバー可能なので人目は気になりません。
スッキリしたボーダー柄とドット柄、裾についたお花のピコレースがかわいらしく、そのまま着用しても一見授乳ケープと見えないのもおすすめポイントのひとつ。
襟ぐりが広く取られているので、赤ちゃんの顔を覗き込んで確認することができますよ。
ポンチョで使用しますが大きめのショールにも変身するので、ブランケットとしても使用可能なアイテムで、自宅でお洗濯することもできます。
【VERY掲載!】DORACO フードつき 授乳ケープ 【巾着付き】
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授乳時、ケープの中に入った赤ちゃんは不安になって泣いてしまうこともあります。
赤ちゃんがすっぽりと中に入ってしまうポンチョ型だからこそ、気になってしまうポイントかもしれません。
しかしこちらの商品は光を通しつつ透け感が気にならない程度のほどよい厚さの生地を使用しています。
肌触りもよく、風通しもよく、しわになりにくいこの素材は10年間も作り続けてきたからこそのこだわりです。
ポンチョ型で背中までしっかりガードするので、授乳中に赤ちゃんが動いても捲れにくくママも安心です。
DORACOのフード付き授乳ポンチョは多くのママの支持を集めVERYにも掲載されました。
薄手でさらっとした素材は夏でも安心。
一見授乳ケープに見えないデザインも人気で、授乳中にさっとかぶるもよし、着たままでお出かけもOKなのが嬉しいですね。
刺繍サービスも行っています。
授乳ケープ mtm11
出典:楽天
ママのひざかけやストール、ショールとして、赤ちゃんのブランケットとして使用しながら、必要な時にボタンをとめてさっと授乳ケープに変身できるのがストール型授乳ケープの魅力です。
目立ちにくい落ち着いた柄がおしゃれなので、授乳ケープとして使用していない時も羽織りものとして使用可能です。
全て綿100%ですが、柄により風合いが違ったものになります。
サイズは175センチ×57センチとかなり大きめ。
全面をしっかりカバーできるので、授乳中の赤ちゃんが多少動いても安心ですよ。
10way万能授乳ケープ
出典:楽天
授乳ケープは数あれど、10通りもの使い道を提案するこの授乳ケープからは「絶対に無駄にさせない」という作り手の熱意を感じます。
こちらの大人気授乳ケープは大きなストール型なのですが、裾についたボタンをとめるだけでケープ型に大変身!
ボタンは肩に羽織ってからでも、先に留めてしまってもOKです。
首回りにはベルト芯が入っているためよれにくく、しっかりガードしながら赤ちゃんの様子を確認することができます。
赤ちゃんのお肌にも優しい柔らかなガーゼ素材で、通気性が良く快適。
汚れたら洗濯機で丸洗いも可能です。
サイズは約71センチ×110センチ。
おくるみにもひざかけにも、スリングカバーとしても使用可能。
豊富なカラーバリエーションとおしゃれなデザイン。
卒乳した後も肌寒い時の羽織りものとしても便利かつ優秀なので、バッグの中にひとつ忍ばせておくにもおすすめなアイテムですよ。
授乳ケープは他のもので代用できないの?
このようにあると便利な授乳ケープなのですが、そもそも母乳が出るかどうかは産後になってみないとわからないので、事前に準備するにもちょっと・・・ととまどってしまうのではないでしょうか。
そもそも購入した方がいいの?と迷っているママも多いはず。
授乳ケープは現在ママが持っているバスタオルやストール、カーディガンなどでも代用することができます。
赤ちゃんが使っているおくるみを流用するのもおすすめですよ。
専用のケープを持参する必要がないので荷物が減るのも、そもそもお金がかからないのも、嬉しいですよね。
しかし専用の授乳ケープではないので、授乳中にママの背中が見えてしまったり、隙間が空いてしまったりなどのデメリットもあります。
そこで便利なのがこちらの商品です。
どこでもクリップ
出典:楽天
約25~40センチまで伸び縮みする両側にクリップのついたベルトで、赤ちゃんの帽子クリップやベビーカーでのお出かけの時おもちゃやブランケットの落下防止として取り付けたり、ハンドタオルを挟んでスタイがわりにするというアイテムです。
このどこでもクリップをストールなどに取り付けて首から下げることで、簡単に授乳ケープにも変身できちゃいます。
様々な使い方ができるので、コスパ重視の場合はこういったアイテムを購入してみるのもおすすめですよ。
まとめ
授乳ケープはママの胸元を人目に触れないように隠しつつ、赤ちゃんに授乳できるという便利なアイテムです。
授乳室が込み合っているとき、長時間の移動中や実家やお友達を訪問した時、逆に自宅に招いた時も、ママが中座することなく、その場で授乳ケープをかぶってサッと授乳を行うことができるので、母乳育児中のママにとってはかなり便利なアイテムです。
前面を隠しつつ赤ちゃんの顔を確認しながら授乳可能なエプロン型、首からかぶって中で授乳を行うポンチョ型、普段はストールとして使いつつボタンなどを留めて授乳ケープとして使用可能なストール型などがありますが、今の流行としてはブランケットなどに流用できる2WAY以上の使い方ができる商品や、授乳していない時も羽織りものとして着たままでいられるものなどが人気のようです。
授乳ケープの中に入れて授乳を行うので、適度な遮光性や通気性、透け感や肌触りの良さに注目し、お気に入りの1枚を見つけましょう。
無くてもいいものではありますが、あるととっても便利なのが授乳ケープ。
お守り代わりに1枚いかがですか?
授乳服もおしゃれに着たいですよね!
アイキャッチ画像 出典:楽天