育児や洗濯、食事の支度、掃除・・・ママはやらなければならないことがいっぱい!
赤ちゃんが寝ている間にやりたいこと、たくさんありますよね。
でも赤ちゃんがなかなか寝てくれない・・・。
寝てくれないと進まない家事にイライラ。
そんなママの気持ちが通じてしまって、泣く赤ちゃん。
そんな泣く赤ちゃんを見て心に余裕がなくなり、余計イライラ・・・と負の連鎖に陥りたくないですね。
赤ちゃんの寝かしつけが上手くいくと、他のことも一気によくなることがありますよ。
寝かしつけが上手くなると、ママの体的にも精神的にも本当に楽になりますよ。
そこで今回は、役に立つ赤ちゃんの寝かしつけ方法をご紹介します。
赤ちゃんの寝かしつけ
ユラユラ揺れて寝かしつける
手で抱っこするのはもちろん、抱っこ紐やベビーラック、バウンサーを使ってもいいんです。
ユラユラと揺られるのは大人でも心地よいもの。
電車やバスに揺られて寝てしまうのが、いい例ですね。
赤ちゃんも同様に揺られていると、気持ちよくなって寝てしまう確率が大きいです。
車に乗ると、すぐ寝てしまう赤ちゃんも多いのではないでしょうか。
背中スイッチが敏感な赤ちゃんは、抱っこするときにママと赤ちゃんの間におくるみやバスタオル等ワンクッション置くと、布団に寝かせたときに起きにくかったりしますよ。
是非お試し下さい。
単調な声で寝かしつける
赤ちゃんは聞き慣れているパパやママの声が大好き!
抑揚をつけずに、絵本を出来るだけ棒読みしたり、その日あった出来事を淡々とお話ししてあげたり、内容は本当に何でも良いので、出来るだけ単調なリズムで声を聞かせてあげましょう。
赤ちゃんのテンションをあげないようにするのがポイントです。
なでなでして寝かしつける
布団に寝かせた赤ちゃんのまゆ毛をなぞってあげましょう。
優しく、目をおおうようにしながら、片眉ずつそーっと指でなでます。
すると赤ちゃんが落ち着いて眠ってしまうのです。
また、眉間の辺りから頭頂部にかけて、やさしく何度も撫でてあげるのも効果が期待できます。
このときに、赤ちゃんの耳元で「スースー」という寝息のような音を聞かせてあげると、一層効果があります。
ただ、ママの寝落ちする確率もグーンとアップしてしまう気がします(笑)
赤ちゃんと胸やお腹の上に乗せて寝かしつける
赤ちゃんにとって理想的な姿勢は、横抱きや縦抱きだけではありません。
ママの胸やお腹の上にうつ伏せの状態で乗せて、体温を感じさせながら心拍音が聞こえるように耳をつけてあげます。
長い間お腹の中にいた赤ちゃんにとって、ママの心拍音はその辺のCDや子守歌よりずっと安心する音なのでしょう。
このとき、赤ちゃんが呼吸出来るように、必ず赤ちゃんの顔を横に向けてあげましょう。
また、赤ちゃんと一緒にママも眠りに入ってしまうと、赤ちゃんが体の上から転落したり、思わぬトラブルの原因にもなってしまうので気を付けましょう。
もちろん、ママが忙しいときにはパパでも大丈夫!
大好きなママやパパのぬくもりを感じると、安心するのかも知れませんね。
まとめ
様々な寝かしつけの方法をご紹介しましたが、それでもなかなか寝ないということもあります。
そんなときは、環境や赤ちゃんの服装のチェックをしてみましょう。
暑すぎたり寒すぎたりすると、赤ちゃんにとっては不快な環境になり、なかなか寝付けない場合があります。
室温を調整しつつ、赤ちゃんの入眠前の服装や素材などにも配慮してあげましょう。
そして、赤ちゃんがママを求めているときには必ずママが傍にいるようにし、優しく抱っこしたり体温を感じさせてあげることが大切です。
この時、ママが「早く寝てほしい!」とイライラした気持ちでいると、敏感な赤ちゃんはその気持ちを察して、ますます不安になってしまいます。
赤ちゃんにはたっぷりミルクを与えると共に、精神的な愛情もたくさん必要です。
おじいちゃん、おばあちゃん世代の人はよく「抱き癖がつく」と言いますが、今は赤ちゃんや子どものときにどのようにスキンシップをとるか、すごく重要であると言われています。
赤ちゃんは特に、肌に触れる刺激から様々なものを感じ取る感性に優れています。
身体から受け取る刺激が脳やこころに与える影響も、大人よりずっとずっと大きいのです。
幼少期に蓄積されたスキンシップの効果は一生続くと言われているので、家事等で日々忙しいとは思いますが、赤ちゃんがママを求めているときには出来るだけ応えてあげるようにしましょう。
そして、ママの心に余裕が持てるように、周りの人にも出来る限り育児や家事を手伝ってもらい、みんなで楽しく子育てをしていきましょう。