子供連れで買い物に出かけると本当に大変です。
赤ちゃんなら突然泣き出すし、オムツなどを持って大荷物を持っての買い物はとってもキツいです。
子供が少し大きくなったら、今度は欲しいものがあれば騒ぐなど、なかなかゆっくり買い物はできないものですよね。
それなら子供が昼寝をしている間に買い物に行った方が楽なのではないでしょうか。
そんな風に考えてしまった事ありませんか?
でも答えは「いいえ」、少しの時間でも危険はいっぱいあるんです。
待ち受ける危険
転落事故
ちょっと目を離しただけでも子供は平気で危ないことをするので家を空ける時間がちょっとでも危ないと思います。
「とにかく最短の時間でパッと行って、ササッと」なんて考えていたら要注意です。
急いで出かけても、昼寝から目覚めた子供が思わぬ事故に遭っていることもあります。
子供は、目が覚めたら当然いつもいるはずのお母さんを探しますよね。
もしお母さんがいなかった場合、ちょっと開いた状態の窓でも、その隙間から身を乗り出してお母さんを探します。
「窓から落ちるなんてことは無いよ」なんて考えている方はいないと思いますが、よくある事故です。
ニュースでも窓から落ちたり、鉄柵の間から落ちたという事例がありますよね。
最悪の場合は、死に直結する事故につながってしまいます。
窓の開け方
もしも普段、やってしまっていたら気を付けたいことがあります。
急な来客で、玄関先で10分ほど話し込んじゃった・・・。
そんな時でも、窓の確認はしておきましょう。
風を取り込むために少し窓を開けておいたりすると、そこに危険が潜んでいます。
子供は、普段お母さんがやっていることをちゃんと見ています。
窓の開け方だって知っていると思って注意しなければいけません。
それに少しの隙間なら大丈夫と思っている方もいるかもしれませんが、それは大人が通れないだけであって子供はスルっと通れてしまう場合があるんです。
玄関先でも、完全にどの部屋も窓を閉めておいたほうがいいと思います。
気温によってはエアコンを効かせて、十分注意しないといけません。
鍵の開け方を知っている子供もいるので、防犯用のネジタイプのロックをしておいたほうが安心です。
もちろん、子供が絶対届かない上の方に取り付けることをオススメします。
例え上記のようなことを注意したとしても、外出は厳禁です。
行方不明
最近は物騒なので、誰かに連れ去られてしまう可能性もあります。
いくら外から鍵をかけても中から開けることができます。
玄関の開け方を知っている子供だと開けて探しに行ってしまうこともあります。
家に帰ってきたら、子供がいなかった・・・責任取れますか?
「着ている洋服全てに、住所・氏名・年齢・電話番号を書いてあるから・・・」
単なる迷子なら、それでも良いかもしれませんが、誘拐、事故には関係ありません。
万が一外に出てします可能性があるなら、外出はもってのほかです。
お風呂の危険性
意外な盲点としてお風呂です。
子供は暇だからお風呂に張ってある水でプールのように遊ぼうと思って楽しんでいると、夢中になってしまい溺れてしまうこともあります。
親の目が届かないときには、絶対にお風呂で遊ばせてはいけません。
ましてや、外出時なんてとんでもない!
少し大きくなってきたら、自分で勝手に遊びだしてしまうこともあるかもしれません。
外出から帰ってきたら、溺れていた・・・「まさか、そんな所で遊ぶとは思わなかった・・・」なんて言い訳、できませんよ。
まとめ
子供が昼寝をしている間に買い物に行きたい。
そんな風に思うお母さんは、たくさんいると思います。
しかし実際にそうしているお母さんは、どの位いるんでしょうか?
建前では、「子供を置いての外出はあり得ない」と言っておきながら、ちょっとだからとしていませんか?
子供を置いて出かけてしまうと、何が起こるかわかりません。
それが、何秒でも何分でもかわりません。
悪いことが起こる時は、ほんの一瞬の出来事なんです。
子供が昼寝をしたから、「これでゆっくり買い物が出来る!」と思っていたら、考え方を変えたほうが良いかもしれません。
どうしても買い物に行くのであれば、子供のお昼寝の時間に合わせてベビーカーに乗っけて連れていくのが、実は一番ゆっくり買い物ができる方法なのかも。