年の近いお子さんを2人連れて歩くのって、四六時中常に気を張っていなければならないので本当に大変ですよね。
子どもは大人と同じペースで歩くことは出来ませんし、すぐに疲れてしまいます。
逆に常に子どものペースにあわせて歩くことが大変だと感じる人もいると思います。
子どもが危険な場所に突然走り出してしまった時、ベビーカーを押していたらすぐに追いかけることも難しいでしょう。
下の子が抱っこひもで抱っこ出来るような月齢であれば、上の子をベビーカーに乗せることもできます。
しかし、片方がベビーカーや抱っこひもから卒業してしまった場合はどうなるでしょうか?
そんな時便利なのが、ベビーカーに取り付けて使用するベビーカー用ステップです。
ここでは、子どもの年が近くベビーカー用ステップの購入を考えている人のため、ベビーカー用ステップについて掘り下げ、おすすめ商品もご紹介したいと思います。
ベビーカー用ステップとは?どんなものがある?
出典:Yahoo!ショッピング
ベビーカーの後ろに取り付ける車輪付きのステップのことを、ベビーカー用ステップといいます。
ベビーカー用ステップのタイプは大きく分けて2種類あります。
まず、ベビーカーのハンドルにつかまる形で立って乗るタイプのもの。
座りたがるお子さん向けには椅子がついているタイプのものがあります。
ベビーカー用ステップのメリットとは
上の子を一人で歩かせなくて安全
ベビーカー用ステップを使用する上でのメリットを考えてみましょう。
上の子どもの安全を守りやすい1人で歩かせるには不安のある2歳前後は、まだパパやママと手を繋いで歩きたい年齢です。
でもベビーカーを片手で押しながら手を繋ぐのは、安全面においてもおすすめできません。
また、大人と同じ速度で歩くなんてこともまだまだ出来ませんよね。
そんな時ベビーカー用のステップがあると大人のペースで歩ける上、子どもを2人視界に入れながら歩けるので便利です。
上の子が歩き疲れた時に便利
長距離の移動が多い時、ぐずりを防いでスムーズに移動できる上の子が4歳前後まで大きくなったとしても、まだまだたくさんの距離を歩くことはできません。
下の子を抱っこして上の子をベビーカーに乗せて歩くのも大変ですよね。
疲れたとぐずり出してしまうような子にも、ベビーカー用ステップはあると便利なアイテムと言えるでしょう。
新しい乗り物のように感じたり、弟・妹のお世話のお手伝いをしている気分になって、楽しくステップに乗って移動してくれるというお子さんもいるようです。
知らず知らずにたくさん歩くことになる広いテーマパークや旅行などでは特に便利に感じたとの口コミもありました。
ベビーカー用ステップのデメリットとは
ベビーカーが押しにくくなったり、折りたためなくなることも・・・
今度はベビーカー用ステップのデメリットを考えてみましょう。
ベビーカーが使いにくくなることがあるベビーカー用のステップはベビーカーの後ろに本来ないはずのものを取り付けるアイテムです。
取り付けた後、押しにくくなったり、折り畳むことが出来ない、バランスを取りにくくなるなどのデメリットが発生すると考えられます。
また、ベビーカーのリクライニングを倒した時日よけがステップの乗車位置に干渉し、ステップの上に乗れないというケースもあるそうですよ。
上の子がステップに乗ってくれないことも・・・
買っても乗らないベビーカー用のステップは子どもが乗る商品です。
取り付けて乗せようとしても、気まぐれなお子さんが乗ってくれないケースもデメリットとして考えられます。
乗るか心配なご家庭は軽量で取り外しや持ち運びが楽で、ベビーカーにぶら下げて運べるタイプだとなお便利かもしれませんよ。
買う前にチェックするポイントとは?
メーカー純正かどうか
取り付けられないベビーカーもあるベビーカーにステップを付ける場合、メーカー純正モデルを選ぶことをまずおすすめしたいです。
ステップの中には「ほとんどのベビーカーに取り付け可能」といったものもありますが、もちろん対象外のベビーカーもあります。
子どもの安全に関わる商品なので、購入前に必ずチェックするようにしましょう。
対象年齢と体重
年齢・体重制限折角購入した商品に乗れないようでは意味がありません。
対象年齢と体重を忘れずにチェックしましょう。
高さ・奥行きが調節できるかどうか
高さ・奥行きが調節できるかどうか取り付けるベビーカーのタイプや形、ステップに乗るお子さんの体格次第で調整が必要なケースがあります。
乗っている最中つかまるバーの位置が高い・低い・遠い場合、ステップにそれらの調整機能がないと使用することが出来ません。
奥行きや高さ(座るタイプなら座席の高さ)を調節できるタイプを選んでおくと安心です。補助バーが別売りされている商品もあるようです。
座るタイプのステップには座席専用の持ち手がついているものや安全ベルトがついているものだと安心ですが、反面どうしてもベビーカーそのものの重量が重くなってしまうという欠点もあります。
簡単に装着や取り外しが出来るもの
取り外しが楽なもの・難しいものベビーカーのステップを使用しない時、取り外しにいちいち工具を使うようなものは段々と使用するのが億劫になってしまうでしょう。
工具不要で簡単に装着出来るものが望ましいです。
しかし取り付けが難しいからこそ、ステップが外れにくく安全だとも言えるので、自分が納得し満足出来る商品を選ぶのも大切です。
ベビーカー用ステップ おすすめ商品5選
エアバギー 2ウェイボード
出典: Yahoo!ショッピング
丈夫で安全、乗り心地も抜群と評判のベビーカー、エアバギー対応のベビーカー用ステップです。
年の近い兄弟姉妹や双子でも、このオリジナルバギーボードを装着することでエアバギー1台でお出かけすることができます。
ステップの上で立ち乗りに、椅子を取り付けて乗ることも出来る2WAY仕様なのが嬉しいですね。
お子さんの気分や好みに合わせて使い分けられそうです。
ベビーカーのお子さんとボードに乗ったお子さんが同時に視界に入るのでパパやママも安心です。
使わないときはベビーカーのハンドルに吊り下げて収納することになりますが、重さでベビーカーが転倒しないように気をつけて押すようにしましょう。
女性1人でも工具なしで簡単に組立てられますが、このステップはベビーカーにお子さんが乗っている、またはベビーカーの押し手を大人がしっかり握っている場合のみ使用可能となります。
エアバギー 2ウェイボード 仕様
- サイズ:ボード 幅 34cm×全長53-66×高さ 55cm
- 地面からのステップの高さ:15.5cm
- 地面からのシート面の高さ:34cm
- 装着時全長:エアバギー(96cm)+ボード(max66cm)
- 耐重量:25kg(対象月齢15ヶ月以上)
- 対象ベビーカー:airbuggy coco standard (ココ スタンダード ブレーキ EX)、coco premier (ココ プレミア) ※エアバギー ココダブル・ミミ、他社ベビーカーは対象外
- 工具:不要
エアバギー 2ウェイボード ステップ 二人乗り (AirBuggy 公式販売店)
ラスカル Lascal バギーボード
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ラスカルのバギーボードは様々なベビーカーに取り付けられるユニバーサルデザインです。
延長パーツ入りでほとんどのベビーカーに取りつけることができます。
滑り止めのついたステップに2輪のタイヤがついています。
コネクターの受け口にはめ込むだけの簡単取り付け、ピンを押すだけの簡単取り外しで特別な工具がいらないのも嬉しいポイントです。
付属のフック付きベルトで使用しないときはベビーカーの持ち手に留めておくことも可能。
重量も約1.5kgしかないので女性一人でも取り扱いが出来るでしょう。
ラスカル Lascal バギーボード仕様
- サイズ:ボード W36.5×D20cm・本体組み立て時 W41×D40×H22cm
- 本体重量:約1.5kg
- 耐重量:2~5歳(体重20㎏まで)
- 対象ベビーカー:後ろのフレームが角型・丸型・楕円形で周囲8cm以内かつ、後部車輪間の幅が25~50cmのベビーカー、バギーに取付け可能
- 工具:不要
このラスカルのバギーボードにはサドル付きの商品があります。
バギーボードマキシ+ サドルセット
出典:Yahoo!ショッピング
こちらのバギーボードマキシも工具不要で重さ約2.5kg(サドル480g)と軽量なタイプ。
もちろんサドルを取り外し、バギーボードとして立って使用することも出来ますよ。
ベビーカーアクセサリー ママつれてって!静香(リニューアル版)
出典:Yahoo!ショッピング
日本育児のママつれてって!は工具不要でベビーカーの後輪に取り付けて使用するベビーカー用ステップです。
他社製品に車輪が2つの物が多い中、この商品はスプリングの入った大きなタイヤが3輪あり、ベビーカーへの負担を軽減します。
さらに静音タイヤで従来の商品よりも音が静かになったとのことです。
ほとんどのベビーカーに取り付け可能ですが、上記のような条件があるので注意しましょう。
ベビーカーの幅と高さに合わせ2つの角度調節機能がついており、奥行きも子どもが乗りやすいよう7段階で調節することが出来ます。
使用しないときは専用ベルトで持ち手に留めるか、ワンタッチで取り外し可能なのが便利です。
ベビーカーアクセサリー ママつれてって!静香(リニューアル版) 仕様
- サイズ:W44×D22×H16.5cm(ボードのみ)
- 本体重量:約2.3kg
- 耐重量:1歳半〜体重30kgまで
- 対象ベビーカー:背面式ベビーカーかつ後輪の支柱と支柱の中心同士のフレーム幅が32.5〜43cmまでのもの、支柱のフレーム径直径17〜27cmまでのもの、ジョイント取り付け部分5cm以上のベビーカーが取り付け可能
- 工具:不要
STOKKE ストッケ エクスプローリー ライダー
出典:楽天
ストッケのエクスプローリーライダーを使用している人におすすめなストッケ純正モデルのベビーカー用ステップです。
プラスチック製の踏み台にゴム製のタイヤが取り付けられた、実にシンプルな外見が逆にオシャレに感じられます。
このエクスプローリーライダーは今回紹介しているステップの中でもダントツの軽さであり、本体後輪のボルト部分に差し込むだけの簡単取り付けが可能。
さらに使用しない時は持ち上げてストッケロゴの下部とライダーの中心部に入っている磁石で折りたたんで留めておくことが出来ます。
なお、タイヤを外すこともできるので、収納時の取り扱いがさらに楽になりますね。
ただし、踏み台に乗る子どもは上体を少し反らせ、ハンドルにつかまる形で立つことになります。
少々辛い態勢となるので、体力があり体格の良い子どもでないと長時間乗るのは難しいとの口コミがあります。
手を離すと後ろに向かって背中から倒れてしまうことがあるので、親は後ろから手を包み込むように握ってハンドルを押し、ベビーカーの側から離れないようにしましょう。
STOKKE ストッケ エクスプローリー ライダー 仕様
- サイズ:47x43x4.5cm
- 本体重量:599g
- 耐重量:2歳頃から体重20kg未満
- 対象ベビーカー:シリアルNO.113464以(2010年2月以降出荷分)のエクスプローリーに取付け可能。その他のストローラー(スクート2、クルージ)には取付けができません
- 工具:不要
Englacha 2-in-1 コージー X ライダー
出典:楽天
ベビーカーや子どもの成長に合わせ、座席の高さ、ベビーカーとの幅を調整可能な2WAY式のベビーカー用ステップです。
サスペンション付きのクッションタイヤが衝撃を吸収します。
使用しない時は付属の収納ベルトで持ち手に吊り下げておくことも出来ますが、重量が4.3kgと他の製品と比べ若干の重さがあり、取り付けにスパナなどの工具が必要となる為簡単に取り外しが出来ないのが難点となってしまいます。
しかしこうした手間のかかる取り付けが必要になるということは、その分簡単に外れないということになります。
JPMA安全基準適合商品で、座席には高い背もたれとハンドルバーに2点式シートベルトが付いているので、座って乗っても安心ですね。
子どもが使用するアイテムだからこそ、安全性の高い物を選びたいというひとにはおすすめと言えるでしょう。
Englacha 2-in-1 コージー X ライダー 仕様
- サイズ:約58×58cm
- 本体重量:約4.3kg
- 耐重量:約24kg(15ヶ月以上)
- 対象ベビーカー:高さと幅を調節することでほとんどのベビーカーで使用可能
- 工具:スパナ、ドライバーなど
まとめ
ベビーカー用ステップはベビーカーに取り付けることで、ベビーカーに2人の子どもを乗せることができる便利グッズです。
年の近い兄弟姉妹や双子を育てている家庭では、お出かけの時持っていると心強いアイテムではないでしょうか。
1人で歩かせるには心もとない子どもも一緒にベビーカーに乗せ、2人の子どもをママやパパの視界の中に収めて移動することが出来るというメリットがある反面、ベビーカーの後ろに取り付ける事になる為、通常時よりもベビーカーを押しにくくなったり、ベビーカーを押している人が手を離すと後ろにひっくり返ってしまうといったデメリットもあるので、使用時は気をつけて下さい。
ステップには立ってハンドルにつかまるタイプと座席がついているものがあります。
座席がついているタイプは安全性の高いベルトや背もたれのあるものを選んだ方が安心ではあるのですが、その分重量も重くなってしまいます。
弟や妹が生まれ赤ちゃん返りしてしまった子どもも、一緒にベビーカーに乗れるので喜んでいるとの口コミも見かけました。
お世話好きの子はママやパパと一緒にベビーカーを押すお手伝いをしているような気分になるとの意見もあります。
組立てに工具のいらない軽量タイプは特に取り外しや扱いも楽です。
ユニバーサルデザインの商品は大抵のベビーカーに取り付け可能ですが、まれに取り付けることが出来ないベビーカーもあります。
有名メーカーでは純正品のステップを取り扱っているところもあります。
座っても立っても乗れる2WAYタイプや座席が別売りとなっていて必要に応じて買い足せるものもあるので、参考にしてみて下さいね。
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