昔は離乳食は段階別に初期、中期、後期、完了期と分かれていたそうです。
現在は一人一人の個性を重視して離乳食を始めるのが5、6ヶ月くらいで、その先は発育に合わせてママさんの判断で離乳食を進めていきます。
そして、1歳~1歳半くらいに完了するようにと言われています。
一人一人の発育に応じて離乳食を進められるようになりました。
離乳食を始めるのも6ヶ月くらいになってゆっくり始めるママさんが増えたそうです。
そんな中、1歳を迎える赤ちゃんに甘い物をあげても良いのか心配になる方もいると思います。
今回は、赤ちゃんに甘い物をあげる時の注意点とおすすめのスイーツについてお話します。
1歳の誕生日、赤ちゃんも大人と一緒のケーキを食べても大丈夫?
よく聞かれるのが「子供の1歳のお誕生日にケーキを皆で食べたいけど大丈夫?」という質問です。
「1歳と言えば完了期に入る子供もいるし大人と一緒のケーキを食べてもいいよね。」
ちょっと待ってください。
生クリームに含まれる糖分や脂肪分はものすごく多いんです。
胃がもたれるから生クリームは苦手という大人もたくさんいるくらいですから生クリームには脂肪分が多いのです。
スポンジケーキにも大量のお砂糖、バターが入っています。
カロリーもすごく高いです。
これらを赤ちゃんが食べてしまうといくら完了期に入ったとはいえ身体に対する負担はかなり大きいものです。
消化不良を起こし水下痢を引き起こす原因にもなるかもしれません。
また甘いものや濃い味付けに慣れてしまうとその後薄味のものを食べたがらなくなる危険もあります。
生クリームを早くから食べていてアレルギーになってしまったという事例もあります。
完了期が終われば大人と一緒の料理が食べられるとは言われるものの、なるべくなら3歳になるくらいまでは生クリームの代わりになるものを使ったスイーツを手作りして食べさせてあげた方が良いかもしれません。
オススメ食材ダノン、水切りヨーグルト
でも赤ちゃんにも記念日にはスイーツを食べさせてあげたいですよね。
そんなママさんの希望を叶えてくれるのが赤ちゃん用に開発された栄養満点のベビーダノン・プチダノンシリーズです。
味ももも、さつまいも、いちご、緑黄色野菜など何種類か出ていますよ。
水切りしたヨーグルトに近い固さのヨーグルトなので生クリームの代わりになります。
ダノンを使わないときはプレーンヨーグルトの水切りをしてダノンの固さのヨーグルトを作りましょう。
こちらは無糖なのでちょっぴりお砂糖を加えてくださいね。
もしくはバナナやさつまいもなどを煮詰めて作ったペーストをまぜるのもおすすめです。
水切りヨーグルトの作り方
水切りヨーグルトの作り方をご紹介します!
用意するものはプレーンヨーグルト、ザル、ボウルまたは深皿、キッチンペーパーまたは清潔なフキンです。
深皿、ザル、キッチンペーパーの順に重ねていきプレーンヨーグルトをのせキッチンペーパーで包みます。
その上に重しをのせ2~30分したら水分とヨーグルトに分かれます。
水切りヨーグルトの完成です。
水分の方は捨ててくださいね。
赤ちゃんに贈る手作りケーキ
ぜひ赤ちゃんのお誕生日には手作りケーキでお祝いしてあげましょう。
大人用のスポンジケーキは甘すぎるのでNGです。
おすすめはこちら。
楽天市場でも買えるベビーフードです。
◎WAKODO 簡単レンジでチン!チンして蒸しパン 9ヶ月~
◎ピジョン レンジで蒸しパン 9ヶ月~
大手ベビーフードメーカーから出ている赤ちゃん用に開発された安心の蒸しパンです。
作り方もすごく簡単です。
付属されているカップに粉を入れ、規定の水を加えてよくまぜレンジでチンしたら完成です。
ほんのりした蒸しパンの甘さが美味しいです。
ママさんも一緒に食べてもいいですね。
この他にスポンジケーキの代わりに使えるのがサンドイッチ用の薄いパンです。
蒸しパンやサンドイッチ用の薄いパンをクッキーの型で抜いたり、四角く包丁で切ってみたりした上にダノンか水切りしたヨーグルトをのばし煮詰めたフルーツなどで可愛く飾りましょう。
とても可愛らしい身体にもよいお誕生日ケーキが完成しますよ。
1才からのレンジでケーキセット
この『1才からのれんじでケーキセット』の生クリームは脂肪分を50%カットしています。
甘さも控えめ。
作り方も簡単で、短時間で作ることができます。
まとめ
いかがでしたか?生クリームが食べられるようになるまで赤ちゃんにはダノンや水切りヨーグルトを使ってスイーツを作ってあげましょう。
栄養満点ですので特別な時だけでなく普段の食事にも取り入れてみてください。
どうしても生クリームを使用したケーキを食べさせたい場合は、脂肪分などが少ない物を選びましょう。
ママの愛情たっぷりの手作りケーキを食べたら、きっと喜んでくれると思います。
離乳食についてこんな記事も書いています。