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赤ちゃんとペットのいる生活スタイル~先輩ママとパパの体験談・アドバイス~

投稿日:2017年9月24日 更新日:

近年のペットブームにより、ペットを飼う家庭がとても多くなっています。

子供にとって動物と一緒に暮らすことはかけがえのない経験となり、子供を成長させてくれます。

しかし、ペットと赤ちゃん。一緒に暮らすという事は気を付けなければいけないことが沢山あります。

ペットと赤ちゃんとの距離、衛生面、ペットへのケア、どれを怠っても幸せになれません。

ペットがいる状態で赤ちゃんをお迎えするのか、赤ちゃんがいる状態でペットをお迎えするのか。

それぞれによっても状況が違ってきます。

今回はペットがいる状態で、赤ちゃんをこれからお迎えする場合のお話をさせていただきます。

赤ちゃんをお迎えするまでの期間

赤ちゃんがもうすぐ生まれる!とても幸せな時期ですね。

赤ちゃんのお世話のためのベビーベッドやお洋服など、お部屋に準備する時期です。

衛生面でペットの毛などで赤ちゃんがアレルギーなどを起こす可能性はありますが、まずは部屋に設置する赤ちゃん道具の匂いなどはペットに嗅がせてあげましょう。

もちろん赤ちゃんが生まれていないので、赤ちゃんの匂いはしません。

ですが、ちょとお家の様子が変わってきたな?という変化はペットにも理解できます。

そして、赤ちゃんが生まれるまでの時間は出来る限り愛情を注いであげましょう。

ワンちゃんの場合は沢山お散歩に出かけたり、公園に遊びに行ってあげましょう。

ネコちゃんでしたらブラシをかけてあげたり、おもちゃで遊んであげましょう。

飼い主が充分に愛情を注いでいることを理解してもらいましょう。

赤ちゃんが生まれたら

赤ちゃんが生まれたら、病院で赤ちゃんを包んでいたタオルなどをご家族に頼んで退院までに自宅に持ち帰り、匂いを嗅がせましょう。

赤ちゃんとママが無事に退院したら、まずは赤ちゃんの匂いを気が済むまで嗅がせてあげましょう。

その際、これから家族だよ、と話しかけてあげましょう。

すぐには理解しないと思いますが、2,3日すれば新しい家族だということを理解してくると思います。

赤ちゃんが生まれたからといって、衛生面から今までペットがフリーになっていた場所を制限するのはお勧めしません。

今まで自由だったところを制限させられれば人間でも窮屈に感じるものです。

赤ちゃんが生まれたからと言って、過度に神経質になることはありません。

部屋の掃除をきちんと毎日し、ペットに触った後は手洗いをきちんとする。

赤ちゃんとペットの距離感

生後3,4か月までの赤ちゃんならまだハイハイもできないので、さほどペットとの距離感を気にすることもないでしょう。

かといって放置していいというわけではなく、ペットを室内でフリーにしている場合は常に飼い主がお互いの距離感を見守りましょう。

ペットの方が自分で赤ちゃんとの距離を測っています。

赤ちゃんが成長してよく動くようになると少し注意が必要です。

犬や猫のしっぽを握ったり、たたいたりすることもよくあります。

我慢強いペットもいますが、恐怖で噛みついてしまう子もいます。

飼い主がペットの性格をよく把握し、飼い主が常にコントロールするように配慮しなければいけません。

また、なるべく赤ちゃんが生まれる前と同じようにペットのみへの愛情を注ぐ時間を作ってあげましょう。

今まで独り占めしていた飼い主が、急に赤ちゃんのお世話ばかりしているとやきもちを焼く子もいます。

やきもちを焼くと、赤ちゃんを攻撃してしまう可能性もあります。

産後のお母さんは体力的にも精神的にも疲れる時期でしょうが、ここが踏ん張りどころです。

ここで家族がしっかりペットへの愛情を示してあげれば「ご主人が大切にしている赤ちゃんだから、自分も大切にしなければ」と理解してくれるでしょう。

赤ちゃんとペットと一緒にお出掛けしよう

ペットと一緒にお出掛けすると、良いことが沢山ありますよ。

まずご近所の人が覚えやすい。

赤ちゃんだけでお散歩をしていても、声を掛けてくれる年配の方も多くいます。

そこにワンちゃん、ネコちゃん好きの方も声を掛けてくれるので自然とママや赤ちゃんのことを覚えてくれます。

ここ近年、核家族化が進みご近所付き合いも疎遠にいなっていますが、毎日赤ちゃんとペットと散歩をすることによってご近所の方が貴女と赤ちゃんの成長を見守ってくれます。

数年もすれば、「大きくなったわね」「前はこんなに小さかったのに」と話しかけてくれます。

ご近所の方に見守られていれば防犯の面も少しは心強いと思います。

ペットとの別れ

長年一緒に兄弟姉妹のように過ごしたペットは、恐らく先に旅立ってしまうでしょう。

それは本当に本当に悲しいことです。

ですが、ペットと過ごした子供は、命の大事さ・愛情とは何か、とても大切なことを学べると思います。

それは、私たち親からは子供の時代には教えられないことだと思います。

先輩ママとパパの体験談・アドバイス

のりこのり 33歳 埼玉県 赤ちゃんは好奇心旺盛です のりこのり 33歳 埼玉県 赤ちゃんは好奇心旺盛です
うちの家では子供が生まれる前から猫を飼っています。 生まれてからハイハイが始まるまでは、猫がたまに赤ちゃんの臭いを嗅ぐくらいで平和なものでした。 しかし、ハイハイが始まってからが大変です。赤ちゃんは猫の存在がとても気になるのか、追いかけて行きます。 大体は猫が逃げ切って終了なのですが、まれに猫が追い詰められて赤ちゃんにつかまる時があります。赤ちゃんは優しい撫で方などまだ理解できずにバンバン背中をたたいたり、しっぽを引っ張ったりします。背中は猫も我慢していたのですが、しっぽはダメでした。思い切り猫パンチをされてしまいました。ほっぺたにくっきりとひっかき傷ができてしまいました。それからは猫の爪はこまめに切って丸くしています。それに赤ちゃんにもしっぽはダメだと言い聞かせています。理解できるまで時間はかかりますが、うちの場合は1歳前後にはなんとなくしっぽや目には触らなくなりました。 また、固形のキャットフードは赤ちゃんの手の届かないところに置いています。 いつも通りエサ皿を床に置いていたら、赤ちゃんが食べちゃっていました。 それからは、赤ちゃんの手が届かない台の上に置いています。 トイレ砂も手を入れて遊んでしまうので、柵で囲っています。(猫はその柵の隙間から出入りしてもらっています) とにかく赤ちゃんは好奇心が旺盛で、まだ衛生という観念がないので、なんでも手に持つし、口に入れます。 ペット自体のケアはもちろん、ペットのえさやトイレなどにも配慮が必要です。
 misa3377 40歳 大阪府 misa3377 40歳 大阪府
昔は赤ちゃんいる家にペットと言うと衛生的に良くないイメージがありましたが、今はいつもの生活や暮らしに影響も受けなくペットも家族と一緒に暮らせる時代になりました。家の中で仔犬から柴犬を飼ってますが、娘が生まれてから手や足や噛まれるか心配しましたが噛みません。それどころか泣いたり喚いたりしたら、頬を舐めて泣き止ませてくれたり一緒に寝たりしました。同じ屋根の下で暮らすと子供も怖がる事もないし動物を大事にするようになると思います。注意点は小さい子供がおもちゃなどでペットをポンポン叩かないようにする事です。
わら 31歳 千葉県 ペットや子供と生活するうえで選ぶべきアパートやマンションのフロア わら 31歳 千葉県 ペットや子供と生活するうえで選ぶべきアパートやマンションのフロア
子供やペットと生活するうえで、大人だけで暮らすよりもどうしても生活音が響いてしまうものです。アパートを選ぶときに悩んだのは何階にするかでした。 私の実家は一軒家で、しかも割と田舎に住んでいたので周りに気を使うこともなかったので、イマイチ生活音に対し、周囲への影響を理解をしていませんでした。安全を考えると、一階よりはもう少し上の階の方が良いだろうと安直に最初は考えていたのですが、アパート暮らしをしている友人の話を聞くと、思った以上に子供の足音は気を遣うといったものでした。 友人宅は二階だったのですが、下の階の住人は昼間は寝ている事が多い方のようで少しドタバタするとすぐに静かにして欲しいとインターフォンで注意を促してくる方でした。実際私が友人宅にお邪魔した時も、そんなに騒がしくしていたつもりはなかったのですが注意を頂いてしまいました。本当に申し訳なく思いましたが、あまり防音も厳重な所ではないらしく、少し普段より賑やかになると気になる方はとても騒がしく感じてしまうようです。 勿論、ペット可の住居でしたらもう少し音にも寛大な方が多いと思いますし、防音もしっかりしている可能性は高いですが、子供やペットと一緒に暮らすのでは、何よりも周りに配慮する上でもなるべくなら一階に住むべきだと感じた一件でした。 現在は経験を踏まえペット可のアパートの一階に住んでいますが、ペアガラスで防音もしっかりしている所ではありますが、二階の方にお子さんのお客様がいらっしゃった時にはすぐわかる程度には足音は聞こえます。自分があまり気にならない、もしくは気を遣う寄りは良いと考える方は集合住宅は一階に住むことをお勧めします。
センカン 43歳 大阪府 センカン 43歳 大阪府
中型犬を飼っていました。その時に子供が生まれて、一緒に暮らしていました。初対面の時はもちろん子供は何も分からない状態でした。ペットの犬の方は驚いた感じで、戸惑っていたようでした。子供が寝返りを打つ頃には犬は兄弟みたいに接していて、見守り役になりました。犬には甘噛みする癖がありましたが、一緒に軽く遊べるようになってからも子供には落ち着いて対応してくれました。甘噛みであっても、自分はたまに痛い時があったので、そういう癖があると注意した方が良いと思います。
masu3614 27歳 静岡県 masu3614 27歳 静岡県
姉が出産し、里帰りで実家に赤ちゃんとやってきました。実家には犬がいたのですが、赤ちゃんに興味はあるようですが、イタズラはせず、それどころかあまり近づかず、大人しくしていました。家族は変わらずイヌに接していたのですが、イヌからしたらやはり寂しく感じたようで、シュンとしていました。そして、私は実家から少し離れたところで一人暮らしをしておりますが、ネコを飼っており時々ネコと一緒に実家に行っておりましたが、お転婆なネコなため、ネコ出入り禁止を言い渡されました。
トントン 40歳 栃木県 爪切りの後は、赤ちゃんの肌へのキズに気をつけて! トントン 40歳 栃木県 爪切りの後は、赤ちゃんの肌へのキズに気をつけて!
ワンちゃんを飼っているのですが、 爪を切りたての時ってどうしても 爪先が鋭くなってしまいます。 我が家では、切りたての爪で 1歳の娘とじゃれあっていて、 ふとした瞬間に娘の顔に爪があたってしまいました。 幸い、深いキズではなく、浅いかすりキズのような ものだつたので安心しましたが、 やはり切りたての時は気をつけて 見ていてあげないと いけないなと思いました。 予防のためにも、爪切り後はしっかり ヤスリで丸みをつけて危なくないようにしなければ いけないなということも、学びました。
みき 28歳 愛知県 犬と子供 みき 28歳 愛知県 犬と子供
私は長女が一歳5ヶ月になるまで主人の実家で同居していました。そこには2匹の犬がいました。ピンシャとダックスです。室内犬ですが特にピンシャは動きが激しくて引っ掻かれないようにだけはしていましたが特に何もしていないです。ただ、こまめに掃除をしていました。まだ小さかったのでお昼寝もイタズラも常に一緒にしていました。あと、お風呂はこまめに入れてあげて清潔を保っていました。
ハナコ 37歳 京都 猫と赤ちゃんについて ハナコ 37歳 京都 猫と赤ちゃんについて
私は猫を飼っていますが、まだ甥っ子が赤ちゃんの頃に実家で一緒に暮らしていました。 猫は私の部屋で飼っていましたが、実家に戻る前に住んでいた家では全ての部屋を行き来していたので、部屋からとにかく出たがり、カギをかけていました。 しかし、猫はカギのかけ忘れなどにはすぐ気付きます。 うっかりカギを閉め忘れていた時には、勝手にドアを開けて甥っ子のすぐ近くまで行っていたことなどもあります。 赤ちゃんはミルクの臭いがするので、猫は悪意なく赤ちゃんを舐めてしまうこともありますので、赤ちゃんのいる家で猫を飼う人は気をつけてください。
haru 47歳 東京都 大切なこと、学べます。 haru 47歳 東京都 大切なこと、学べます。
第一子を妊娠出産したのはもう21年前になります。当時猫を飼っておりました。外にもよく出かけて行く猫でしたから、他の猫とケンカをしてケガをしたり、 何か得体のしれないものを食べて瓜実条虫がお腹の中にいたこともありました。  妊娠がわかって、まず気をつけようと、猫の健康チェックを動物病院でしてもらいました。これは大切です。獣医さんからもよいアドバイスをいただけますので ぜひ行ってください。それから、産婦人科でトキソプラズマの検査をしました。これはとても重要です。本来は妊娠を考えたらすぐに検査をしてもらうのがよいです。 私の場合は、さいわいにも検査結果異常無しでした。  出産後、猫は家の中の変化に気づいたようですが、普段通りの生活を送っていました。子どもを抱いて、猫のそばに行ったところ、きょとんとしていました。 新しい仲間が増えたのだと認識したようでした。子どもがハイハイをしだすと、猫にも興味を持ち、尻尾をつかんだり、体をぐしゃぐしゃっと触ったりしていましたが、 全く動ぜず、なすがままでした。これにはびっくりしました。大人達がそのようなことをしたら怒るのですが、子どもにはOKなのでした。猫は、子どもだから遊んで いいよ、という余裕の対応だったのでしょう。ありがたかったです。猫ってオトナなんだなあと関心しました。よくつきあってくれました。子どもを猫は仲良しでした。一緒にいる時間が一番長かったです。なので、掃除は徹底しました。コロコロで猫の毛をしょっちゅう取っていました。それが功をなしたのでしょうか、子どもはアレルギーにならず、 無事に成長いたしました。    悲しいことに子どもが2歳の時に猫は亡くなってしまいました。家族みんな泣いてしまいました。子どもは、「死ぬ」ということをこの時初めて知りました。 今まで一緒にいた家族がいなくなり、二度と会うことができない。辛いことでしたが、子どもにとって貴重な体験となりました。大人になった今でも、おぼろげながら 亡くなった時の悲しさを覚えているそうです。猫の顔も覚えているそうです。思い出すと心がほんわかするそうです。これは猫からの優しいプレゼントだと思います。  ペットとの暮らしは人間に大切なことを教えてくれました。感謝です。  
まりん 38歳 埼玉県 里帰りにて、ワンコとの共同生活 まりん 38歳 埼玉県 里帰りにて、ワンコとの共同生活
里帰り出産だったため、帰るまでの約1か月半の間、ペットと赤ちゃんの共同生活となりました。実家で飼っている犬は抜け毛の多い柴犬で、しかも室内で飼っているんです。そりゃあ多少の不安はありましたが、いざ暮らしてみると案外平気だったりするものです。もともと大人しい犬ということもあったかもしれませんが、赤ちゃんの足をクンクン匂いをかいだのみで、吠えたり噛みついたりすることはありませんでした。むしろ赤ちゃんの周りに多少の雑菌があった方が赤ちゃんの免疫強化にも繋がるのではないかと思っていました。散歩後に少し興奮気味になり室内を駆けずり回る習性があったため、その時はガッチリガードしていましたが、それ以外は特に犬がいるからといって気を付けることはなく、むしろ赤ちゃんにとってもいい刺激になったのではないかと思います。

 

最後に

子供を妊娠したら今まで溺愛していたペットが嫌いになった、という悲しい言葉も耳にしたことがあります。

ペットと赤ちゃん、一緒に生活をし、育てていくことは本当に大変だと思います。

ですが、あなたにとっても子供にとっても、かけがえのない大切な時間になります。

ペットが赤ちゃんと仲良くなれるかどうかは、ペットの性格などではありません。

飼い主がどれだけきちんとペットに手間をかけてあげるかだと思います。

お母さんは育児で大変だと思いますが、お子さんの素敵な将来のことを考え、また大切な家族であるペットのことを考え、ご家族と協力をし素敵なペットと赤ちゃんの絆を作ってあげてください。

これこそお金では買えない、素敵な我が子へのプレゼントだと思いますよ。

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